ティーケーピーがアパホテル和歌山を取得
フランチャイズ契約を提携
開業式典が行われ、今年11月から運営スタート

今後白浜エリアへの出店計画もあり

ティーケーピー・河野社長(写真左)とアパグループの元谷社長

 和歌山市本町にある「アパホテル和歌山」は、これまでアパグループが所有していましたが、このたびティーケーピー(本社=東京都)が取得し、アパホテルとフランチャイズ契約を締結。すでに運営が開始されています。11月29日、同ホテルで開業式典が行われました。

はじめに、ティーケーピー・代表取締役社長の河野貴輝さんが登壇しました。同社は空間シェアリングビジネスの先駆けとして、2005年の創業以来、貸会議室・貸ホールを展開し、今年で20年目。全国267施設を運営しています。

ホテル・宿泊研修事業の拡大のため出店を加速しており、同社によるアパホテルのフランチャイズ事業は、開業前施設を含め全29棟(28施設)。和歌山県では、今回の「アパホテル和歌山」が初の出店です。全国的にもアパホテルのフランチャイジーとして、16棟目の施設となることを発表。

「今年に入り北海道の函館、帯広、そして和歌山、京都と展開し、来年は大分もオープンします。特に和歌山では将来的に白浜エリアへのリゾート施設の出店も計画しています」と述べました。

続いて、アパグループの元谷一志社長兼CEОは、「グループ初のフランチャイズ転換型運営として新たな一歩を踏み出しました」と話し、建築費の高騰や工期の長期化に伴い、既存施設を活用するこのモデルの有効性を強調しました。

アパホテル和歌山前で行われたテープカット

質疑応答では、フランチャイズ運営の利点やティーケーピー独自の観光促進計画について質問が寄せられました。

河野さんは、「既存の宿泊施設を活用することで迅速な営業開始が可能です。観光とリゾート研修施設の併設を進めることで地域経済に貢献したい」と話しました。

さらに、関西万博やインバウンド需要の増加を見据えた展開も進めていく考えです。

記者会見終了後、ホテル正面玄関でテープカットが行われました。

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