協会けんぽインフォメーションvol.15
協会けんぽの健康サポート③
医療費が高額になりそうなときは

 入院や手術など、医療費が高額になりそうなときに活用して欲しいのが「限度額適用認定証」です。医療機関の窓口で健康保険証と一緒に提示することで、窓口負担が自己負担限度額までとなり、一時的に高額な医療費を立て替えて負担する必要がなくなります(下記参照)。

認定証をもらう申請は、加入している保険者(保険証に記載)に行います。全国健康保険協会(協会けんぽ)の加入者は、申請書を記入して協会けんぽへ送ると、約1週間で自宅に認定証が届きます。自己負担限度額は、被保険者(本人)の所得や受診者の年齢で異なりますが、認定証に記載されている自己負担限度額の区分に基づき、医療機関が清算します。

限度額適用認定証の提示が間に合わなかった場合や、複数の医療機関で医療費が高額になった場合などは、「高額療養費」の申請をすることで、自己負担限度額を超えた分の払い戻しが受けられます。ただし、支払いには診療月から約4カ月かかりますので、医療費が高額になる可能性があるときは、限度額適用認定証を申請しておくと安心です。詳しくは、全国健康保険協会和歌山支部業務グループ073(421)3102へ。(全国健康保険協会和歌山支部業務グループ)

【窓口負担額の比較】

限度額適用認定証を使用すると、最終的な自己負担額は同じですが、医療機関で支払う窓口負担額に差が出ます

(例)
総医療費100万円、標準報酬月額28~50万円(区分ウ)、窓口負担3割の人の場合

使用した場合、8万7430円
使用していない場合、30万円
※高額療養費の請求で差額 (21万2570円)が還付されます
(https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/sb3020/r151/)

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