赤ちゃんは、お話しするのが大好き

つい先日、南海加太線の電車を降りて歩いていると、抱っこされた赤ちゃんが近づいてきました。思わず「寝てる？」と声を掛けてしまったところ、赤ちゃんは首をもたげて「にこっ！」。うれしくなって、赤ちゃんと少しお話しすることに。といっても、赤ちゃんは5カ月なので、言葉では何も語れないけれど、目が話したがっています。笑顔で「もっと、もっと」と語ります。お母さんもやっぱり笑顔でした。3人の立ち話を終えて、幸せ気分いっぱいのバイバイをしました。赤ちゃんはお話しするのが大好き。話しかけてくれるのを待っています。「やっと気付いてくれた」と笑顔で答えます。聞く力を育てるためにも、いっぱい話しかけてあげるといいですね。

（岡本瑞子）

著者	子どもNPO和歌山県センター理事長。親と子どもが集まる和歌山市地域子育て支援拠点の一つ「キッズステーション」の代表
住所	キッズステーション（和歌山市匠町29）
TEL	073（402）0727

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