2020年は4年に一回のうるう年 “レアさん”集まれ!

 あなたの周りに、“レアな日生まれ”の人はいますか。今号は、2月29日発行。この機会に、普段なかなか聞くことのない、“少数派”さんたちのエピソードを紹介します。

2月29日生まれさんを中心に 少数派の人たちの話を聞きました

今年は4年に一回のうるう年。通常、2月は28日までしかありませんが、うるう年は29日まであります。一年は365日。しかし実際、地球が太陽を公転するには、365日プラス約6時間かかります。その周期と暦のズレを解消するため、4年に一回、一年の日数を366日に増やして補正しているのです。うるう年は、夏の五輪の年としても有名ですが、日本開催となる今年は、多くの人にとって思い入れのある年かもしれません。

今回、リビング和歌山は2月29日付けでの発行。なかなかない機会なので、4年に一回の希少な2月29日に生まれた人にインタビュー。誕生日の祝い方などについて聞きました。

他にも、2月29日に入籍した夫婦、7日間しかなかった昭和64年生まれさん、AB型RHマイナスの血液型の持ち主らレアな人に話を聞きました。また、右利きに対して少数派である左利きについても調査。生活する上で不便な“左利きあるある”がわんさか出てきました。左利きさんの苦労を知ると、社会の見方も変わるかも!?

世の中のレアさん事情あれこれ

うるう年レアさんエピソード

結婚記念日が2月29日

2月29日を結婚記念日にした理由は、4年に一回しか来ないので珍しく、普通よりさらに愛情が深くなりそうだと思ったからです。そのおかげか、夫はものすごく優しくて尽くしてくれます。買い物に行って大量に物を購入しても、卵以外は持たせてもらったことがありません(笑)。この29日で結婚4年目、“初めての”記念日になります。今年は夫が仕事が忙しい中、連休を取ってくれました。(U夫妻)

2月29日生まれさん

今年で80歳。生まれて2年間は、両親の配慮から3月1日で戸籍登録されていました。しかし、両親が周囲から「正確な日にちに戻した方がいいのでは」と助言を受け、2月29日に登録し直したのだとか。
平年の誕生日は、たいてい3月1日に祝います。うるう年の誕生日だからと特別意識することはないですが…。小学生のとき、4年に一回と母が奮発してくれて、お肉を食べさせてくれたのが思い出に残っています。あとは、子どもが小学校高学年になった頃、「お父さんと歳が並んだ」と言われたことも印象に残っていますね(笑)。(G・Kさん)

「他に人と違うところは…」とG・Kさんが見せてくれたのは手相。非常に希少で強運を持つといわれる「ますかけ線」が、なんと両手に

今年で12歳。2月29日生まれでも、特に意識したり不便に思ったことはありません。家族や友だち同士で、4年に一回しか年を取らないから、「まだ3歳だね」と話すことはあります(うるう年生まれあるある!?)。あとは、同じ誕生日の人に会うとすごく親近感を感じるかも。 うるう年以外の誕生日は2月28日にお祝い。4年に一回の2月29日は、いつもよりいいケーキを買ってもらいます。今、アニメの「鬼滅(きめつ)の刃」にハマってるから、今年はキャラクターケーキかな?(K・Kさん)

AB型RHマイナスさん

AB型RHマイナスはまれではありますが、日本人では2000人に1人というくらい。他に、「ボンベイ型」と呼ばれるものなど、もっとまれな血液型もあるそう。幸い健康に生きてきたので、困ったことはありませんが、献血には定期的に行くようにしています。あと…困ったことではないんですが、“血液型占い”で、AB型は変わり者とよく言われますよね。RHマイナスはもっと変わり者なのではと言われることがちょっと嫌かな(笑)。(M・Nさん)

左利きあるある

小学生のとき、図工の授業で彫刻刀を購入する際、左利き用の物をオーダーせねばならず、一人だけ納品が遅れたことを覚えています。その他、飲食店のカウンター席、ドライブスルー、はさみなど、自分でも気が付かないうちにストレスがたまっている気がします。「レア=すごそう」と思われがちですが、得より苦労の方が多いかも。(H・Hさん)
レストランによくある、スープをすくうレードルが、左利きには非常に使いづらい。あと、私は顔を見ただけでその人が左利きかどうかだいたい分かります。 (K・Hさん)
缶切りは使えないことはないですが、やりにくい。固定電話の受話器も、右利きの人が左で取って右でメモするようにできていますよね。あとはロッカーの扉。右側に開くようにできてるので使いにくいです。(K・Nさん)
世の中は右利き優先のものばかり。自販機や駅の改札など、日常でやりにくいと感じることが多いですね。ちなみに字は昔矯正されたので右で書けます。(M・Hさん)

昭和64年生まれさん

昭和64年1月1日生まれ。今まで特に困ったことはないですが…。知らない人には、昭和63年や平成元年と一緒にされてしまいますね。年配の人に話すと、驚かれることもあります。初対面の人とも、生年月日の話で盛り上がれるので、人と仲良くなるきっかけになることが多いです(M・Mさん)

フロント特集

 

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

おすすめ記事

  1. リビング和歌山2025年12月20日号「寒い日のお楽しみ せいろ蒸し日和」
     寒い季節にぴったりのせいろ蒸し料理。ベジフル料理研究家・井上宣子さんによる考案、和歌山の食材を取…
  2. リビング和歌山2025年12月13日号「進化した往年の玩具、コレクションの極み 大人が夢中!「キダルトトイ」の世界」
     ちまたのおもちゃ屋さんはクリスマス商戦でかき入れ時。しかし実は今、“玩具市場”をけん引しているの…
  3. リビング和歌山2025年12月6日号「和歌山市内の5つの社寺を参拝 御朱印にときめく小旅へ」
     和歌山市内の5社寺を訪れて御朱印を集める「紀州神仏霊場巡り」が来年4月末まで行われています。全て…
  4. リビング和歌山2025年11月29日号「新たな視点で魅力を発掘し、情報を発信 岩出市地域おこし協力隊着任」
     JR岩出駅前に観光案内所の整備を進めている岩出市。市が初めて募集した地域おこし協力隊も着任し、“…
  5. リビング和歌山2025年11月22日号「昨年よりさらに進化!冬の街を彩る130万の光 KEYAKI Light Parade」
     今年も、けやき大通りがキラキラとした光と笑顔に包まれる季節がやってきます。今年で3年目となる冬の…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2025/12/18

    2025年12月20日号
  2. 2025/12/11

    2025年12月13日号
  3. 2025/12/4

    2025年12月6日号
  4. 2025/11/27

    2025年11月29日号
  5. 2025/11/20

    2025年11月22日号
一覧

アーカイブ一覧

ページ上部へ戻る