ことばで広がる絵本の世界
「さいしゅうれっしゃのあとで」
- 2025/12/4
- 子育て・教育
- ことばで広がる絵本の世界
はるかぜを のせてくるんだよ

山の奥の小さな駅。いつものように最終列車を見送った駅長さんは、近づいてくる列車の音に驚きます。運転席の男の子は「ふゆを とどけに いくんだよ」と言いました。帰りの時間を心配する駅長さんに「かえりは はるだよ」と木枯らしをのせて走り出しました。
そして、また次の列車が冬をのせてやって来ます。季節が変わるころ、不思議な列車がどこかで走っているのかもしれません。春をのせて帰ってきてくれるのが楽しみになる絵本です。

和歌山県立図書館
主任司書・藤田達子
| 絵本 | さいしゅうれっしゃのあとで 市川宣子/作、柿本幸造/絵(ひさかたチャイルド) |
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