関わってきたチームに感謝を込めて

夏の全日本バレーボール小学生大会で優勝した選手たち
和歌山市立広瀬小学校の児童を中心に、小学1年生から6年生の男子が所属する「和歌山フェニックスJr.バレーボールクラブ」。2022年に発足した同クラブが、今年8月に開催された「スミセイVitality(バイタリティー)カップ JVA第45回全日本バレーボール小学生大会・男子の部」で、和歌山県勢として初の優勝を果たしました。全国の小学生バレーボールチームが集う日本最大級の大会で、発足わずか3年の快挙です。

ヘッドコーチの西田聡さん
チームの部訓は「be touched(ビー・タッチド=感動しよう)」。勝ち負けだけにこだわるのではなく、自分で考えて行動する力や仲間と協力する姿勢、最後まで努力する心、そして支えてくれる人や環境への感謝の気持ちを育むことを目的にしています。
ヘッドコーチの西田聡さんは「目指すのは、バレーボールを通して、子どもたち一人一人の心と体が健やかに成長すること。できなかったことができるようになる喜びを積み重ねることで、なりたい自分やチームに近づけるはずです」と語ります。全国大会の戦いぶりについては、「集中力を切らさず、本当に粘り強く戦ってくれた。メンバー同士の信頼関係があるからこそ、“勝ちたい”という気持ちを素直に表現できたのだと思います」と振り返ります。
来年1月12日(祝)午前9時から、同チーム主催によるトーナメント形式のバレーボール大会が開催。これまで練習試合などを通して関わってきたチームへの感謝と恩返しの思いを込めた大会で、近畿地方を中心に県内外から20組以上のバレーボールチームが集結。和歌山ビッグホエール(和歌山市手平)で。観覧無料。
練習や試合で率先して声を出し、チームを盛り上げることを大切にしているという、キャプテンでセッターの山下來空(らいく)さんは、1月の大会について「これまで試合を通して交流してきた選手たちに会えるのが楽しみです」と話します。この機会に選手たちの活躍を応援しませんか。
8月の全国大会決勝の様子は、ユーチューブで閲覧可能です(下記URL)。
| 選手たちの活躍を動画でチェック! | https://youtu.be/tj4L963x_qk?si=-yYk1V0c3fqVwSvi |
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