「VIVANT」2週休んでも
勝つルートとは?
アジア大会の影響で2週連続で休止となっている、TBSドラマ「VIVANT」。第2シーズンは初回から高視聴率を記録、ティーバー再生数は歴代最高。普通なら、休んで大丈夫なの?と思うが、そこには、なかなか巧みな仕掛けがあった。
実は、この休止中に、東京で有料の体験イベントが開催。つまりテレビから姿を消しても、「VIVANT」そのものは休んでいない。配信では過去回を見返せるし、考察も続く。追いつけなかった人には、むしろ絶好の復習期間になる。しかもTBSは今、ドラマを放送して終わりではなく、配信、イベント、グッズなどへ広げる「IP展開」を強化中。前作は制作費の赤字も語られたが、その大作づくりで得たノウハウが2クール続編につながったのだろう。しかも、続編には映画化の噂もある。上手にお金を生む仕組みが最初からできていた。つまり、毎週放送し続けることだけが人気維持ではないということ。あえて待たせ、その間も別の場所でファンを動かす。いわゆる、じらす戦法。恋もドラマも、待たせた者勝ちということか。私は一度も成功したことはないが。
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
関連キーワード











