
花束の形は大きく分けて2種 仕上がりをイメージ、花の特徴を生かして
花束の形は大きく分けて、全ての面を見せる「ラウンド」と正面を見せる「ワンサイド」の2種類。「花の特徴を生かせるよう仕上がりをイメージするのが大切。色は同系色でそろえ、アクセントに異なる色を一色入れるとまとめやすくなります」と話すのは、「プリンセスゆめはな」の堤雅恵さん(写真参照)。「束ねる部分より下の葉を取り除くなど、下準備も忘れずに」とアドバイス。
花言葉を取り入れて、思いやりと愛にあふれているお母さんには「エレガント」、明るく笑顔がすてきなお母さんには「ナチュラル」、美意識の高いお母さんには「モダン」と、3タイプの花束を提案。堤さんに作り方のポイントを教えてもらいます。
【花言葉】思いやりと愛をありがとう
ピンクと紫でまとめてエレガントに。差し色に薄いブルー系を。大きな花や背の高い花を軸に円形にまとめていきます。ラッピングは同系色で
【花】ライラック、アスチルベ、スプレーバラ、トルコキキョウ、カーネーション、レースフラワー、スプレーデルフィニウム・プラチナブルー
【材料】チュール(水色、紫)、透け感のある太めのリボン(ピンク)、輪ゴム、キッチンペーパー、ポリ袋、アルミホイル、セロハンテープ
一年に一度だからこそ特別な花束を
【花言葉】明るい笑顔が大好きです
 グリーンの2~3色を同系色でまとめるラウンド型の花束。風が吹くとゆらゆら揺れる草花を入れてナチュラル感を出します
グリーンの2~3色を同系色でまとめるラウンド型の花束。風が吹くとゆらゆら揺れる草花を入れてナチュラル感を出します
【花】ビバーナム・スノーボール、ニゲラ、スプレーバラ、ファラリス、カーネーション、アスチルベ、マム、バイモユリ、エピデンドラム、ユーカリ、アイビー
【材料】ワックスペーパー(茶)、ラッピング紙(ピンク)、麻ひも2色、リボン2色、輪ゴム、キッチンペーパー、ポリ袋、アルミホイル、セロハンテープ
【花言葉】きれいな姿がすてきです
 縦のラインを強調して正面を見せる「ワンサイド」。質感の異なるグリーンでモダンに。高低差をつけてボリューム感を出しましょう
縦のラインを強調して正面を見せる「ワンサイド」。質感の異なるグリーンでモダンに。高低差をつけてボリューム感を出しましょう
【花】カラー、アンスリウム、トルコキキョウ、アジサイ、テマリソウ、リキュウソウ、ルスカス、ドラセナ
【材料】ラッピング紙(ネイビー系)、チュール(ラメ系)、セロハン、太めのリボン(シルバー系)、輪ゴム、キッチンペーパー、ポリ袋、アルミホイル、セロハンテープ
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 ①スプレーバラを軸にします。茎の重なる(束ねる)部分を左手の親指と人差し指でつかみます。手の中で花茎を同じ方向に回転させながら、らせん状に上へ上へと花を重ねていきます。差し色でメリハリを付けて。
①スプレーバラを軸にします。茎の重なる(束ねる)部分を左手の親指と人差し指でつかみます。手の中で花茎を同じ方向に回転させながら、らせん状に上へ上へと花を重ねていきます。差し色でメリハリを付けて。 ②水揚げが良くなるように茎は1本ずつ斜めに切りそろえます。その後、キッチンペーパーで切り口から茎をしっかりと包み、水で湿らせます。ポリ袋に入れ、テープで固定。上からアルミホイルで覆います。
②水揚げが良くなるように茎は1本ずつ斜めに切りそろえます。その後、キッチンペーパーで切り口から茎をしっかりと包み、水で湿らせます。ポリ袋に入れ、テープで固定。上からアルミホイルで覆います。 ③幅約20cmの水色のチュール(長さは花束の高さの2倍)5枚を準備。1枚ずつ半分に折り、下部を輪ゴムで絞ります。花束の周りを囲み、輪ゴムで止めます。全体を紫のチュールで包み、リボンを結びます。
③幅約20cmの水色のチュール(長さは花束の高さの2倍)5枚を準備。1枚ずつ半分に折り、下部を輪ゴムで絞ります。花束の周りを囲み、輪ゴムで止めます。全体を紫のチュールで包み、リボンを結びます。 ①スプレーバラを軸にして、らせん状に花を重ねていきます。隣りにはできるだけ異なる色の花を。ホワイト系は差し色に使い、濃いめの色の隣りに持ってくるのがポイントです。
①スプレーバラを軸にして、らせん状に花を重ねていきます。隣りにはできるだけ異なる色の花を。ホワイト系は差し色に使い、濃いめの色の隣りに持ってくるのがポイントです。 ②茶色のワックスペーパー2枚を90度ずらして重ねます。その上に花束を置いて包み、形を整えます。ピンクのラッピング紙を筒状にし、その中に花束を入れてテープで固定。麻ひもとリボンで結びます。
②茶色のワックスペーパー2枚を90度ずらして重ねます。その上に花束を置いて包み、形を整えます。ピンクのラッピング紙を筒状にし、その中に花束を入れてテープで固定。麻ひもとリボンで結びます。 ①カラーを軸に、全体の大きさや高さを決めます。机などの台を使って、細長い花は奥側に高く、丸い花は手前に低く、縦のラインを意識しながら組んでいきます。最後に葉物で周囲を包みボリュームを出します。
①カラーを軸に、全体の大きさや高さを決めます。机などの台を使って、細長い花は奥側に高く、丸い花は手前に低く、縦のラインを意識しながら組んでいきます。最後に葉物で周囲を包みボリュームを出します。 ②質感の異なるラッピング紙などを使うのがポイント。2枚を少しずらし重ね、その上に花束を置き、下部で束ねます。高級感を出すには複数紙やセロハンの工夫も。太めのリボンで個性的に仕上げましょう。
②質感の異なるラッピング紙などを使うのがポイント。2枚を少しずらし重ね、その上に花束を置き、下部で束ねます。高級感を出すには複数紙やセロハンの工夫も。太めのリボンで個性的に仕上げましょう。

 
	 
	 
	 
	 
	 
	 
	 
	 
	







