私たち、店舗はないけど伝えたい味があります！

リビング和歌山1月29日号「私たち、店舗はないけど伝えたい味があります！」

イベント限定出店のお店や、とある店舗の空き時間に営業するマガリストなど…。最近、ちらほらと見かける「店舗は無いけれど、飲食業をする」人たち。どうしてそのスタイルに？店舗を持たずしても伝えたい味って？リビング和歌山の配布エリアで奮闘する6人を紹介。魅力あふれる“食”と“人”にあなたも会いたくなる！
※撮影時だけ、マスクを外しています

妻秘伝のレシピで作るタコライス
一口食べると、気分は沖縄？！

cafe1st 中村公彦さん

「沖縄県出身の妻が作るタコライスが絶品で、和歌山でも広めたくて」と、中村さん。車を取り扱う「ファーストインプレッション」を経営しながらも、昨年11月から、バー「カウンター」の店舗を間借りして、スタッフと共にカフェ営業をスタート。奥さん秘伝のレシピで再現する自慢の「タコライス」は、たっぷりのミンチとトマト、レタスがのったボリューム満点の一皿。沖縄気分で召し上がれ！

タコライス(700円から)
「スパイシーな味わいとバーナーであぶった焦がしチーズがポイントです」と中村さん。レギュラー、ラージ、メガの3サイズ

カツサンド(900円)
ガッツリお肉を食べたいときは、ジューシーなカツサンドもおすすめ。店内のメニューはテークアウトもできます

問い合わせ	cafe1st(カフェファースト)
電話	080(3858)4190
住所	和歌山市本町2-40聖-ソレイユビル1階
営業時間	午前11時～午後5時
定休日	日曜・祝日
インスタグラム	@cafe_1st
駐車場	あり

おいしくてかわいいクロッフルと人脈で
“夜“と“昼”の架け橋に

kujira 藤原悠貴さん

イベントプロデューサー、DJとしても活動する藤原さん。バーも経営していましたが、「やりたかったコンセプトからずれてきて…」と2年前に閉店。今は人脈を生かし、「コロナで風当りが強くなった夜のお店と昼間活動している人たちをつなぎたい」という思いで、友人の店舗を借りてクロッフルを提供。なぜクロッフル？と聞けば、「テレビで話題の韓国スイーツと知り、試作してみたらおいしくて。和歌山で店舗を構えているところもなかったしね」と。

クジラのタマゴ(680円)
直火式ワッフルメーカーで、外はカリッ、中はふわっと焼き上げた生地に、生クリーム&レアチーズクリームをトッピング。バーナーでキャラメリゼして完成

問い合わせ	kujira
電話	080(4563)6057
インスタグラム	@kujira_wakayama
備考	「bar rikyu(バー・リキュウ)」「天っ晴れホルモン」などで営業

自分らしい“お店スタイル”でおいしさを届ける

北は北海道から南は沖縄まで
全国を旅しながら“幸せ”を運ぶカレー屋さん

spice space lab 大野真さん

三重県出身の大学生ながら、カレーを販売中。きっかけは“コロナ禍”だそう。授業がオンライン化し、世の中が内へ内へとなっていく中、いろんなものに触れる機会を作りたい！と休学し、全国を旅しながらカレーを販売。現在、「ゲストハウスRICO」で間借り営業中です。「人の支えで続けられているこの活動で、自分も幸せを与える側になりたい」とも。食材ごとにスパイスの配合を変えるカレーは週替わりメニュー。彼が和歌山を旅立つ前に味わって。

特製スパイスカレー (900円から)
この日は「さばカレー」。1月30日(日)～2月1日(火)は、「マスタードサーモンカレー」を提供する予定です

問い合わせ	spice space lab(スパイススペースラボ)
住所	和歌山市新通5-6
営業時間	午後6時～深夜0時
定休日	水〜土曜
インスタグラム	@mako.spalab

おうちで本格フレンチ！
料理人と食べる人がもっと近づく食サービスを

Partne Chef 横田悠人さん

カモのロティや豚肉の赤ワイン煮込み、カルパッチョ…。ハイクオリティーなフレンチ料理を自宅へ出張し、提供する横田さん。18歳からフレンチ料理人としてキャリアを積む中で、「食べてくれる人の反応をもっと近くで見たい」と独立し、出張料理人に。「お客さまの食べたいもの、したいことに応えられることがやりがいにつながります」と、日々楽しみながら、試行錯誤を重ねます。出張料理教室も開催。

パーティーメニュー (1人5000円から) パーティーメニュー(1人5000円から)
写真は一例。前菜・パスタセットが3000円(1人前の価格・材料により変動あり)など、シーンや予算に合わせてメニューを提案

問い合わせ	Partne Chef(パートンシェフ)
ライン	@899tdzhi
インスタグラム	@partne_chef
備考	※予約やコース内容の相談はラインかインスタグラムのDMで

牛ではなく豚、試行錯誤の自家製だれで
家では味わえないホルモン焼き

ホルモン焼きすてないでぇ坂口学さん

屋号に「食ってみ飛ぶぞ～」のキャッチコピーがウイットに富んだ豚ホルモンの露天商。主催するイベントで飲食出店を誘致しているうちに、「自分でやってみてもいいかな」と思い、コロナ禍も相まって店舗を構えず2020年夏に始動。「家では味わえない味をウリにしたくて」と、和歌山ではあまり食べられない豚のホルモンに目を向け、辺り一帯に香ばしい匂いをただよわせる企業秘密の自家製だれでお客さんをひきつけています。

ホルモン焼き(500円)
かめばかむほど深い味わいが楽しめる豚の小腸を、鉄板の上で企業秘密の自家製だれに絡めると…、想像できますよね？

ホルモン焼きうどん(500円)
ホルモンのうま味が太めの麺に絡み、モヤシの食感がなんとも“良い仕事”をしています。ビールがススム、ススム

問い合わせ	ホルモン焼きすてないでぇ
電話	090(8468)7932
フェイスブック	@ホルモン焼きすてないでぇ
備考	※エバグリーン、スーパーエバグリーンの各店舗に出店

コンテストで優勝したコーヒーと
人とつながる“楽しいひととき”を提供

コハク珈琲増田和剛さん

コーヒー好きが高じて、老舗コーヒー販売店「マルキ珈琲」が開催する「第4回珈琲ブレンドコンテスト」で優勝した増田さん。「コーヒーを提供したいという夢が、ぐっと近づいた瞬間でした」と話します。仕事と育児の合間を縫って、昨年4月から奥さんとコハク珈琲をスタート。月に1回程度、イベント出店をしています。コーヒーを通して、人とのつながりを大切にしたいと話す増田さん夫婦のすてきな接客にも注目。

コハクブレンド (350円) コハクブレンド(350円)
酸味と甘味のバランスの良さが特徴。「コーヒーが苦手な人にもおすすめです」と、増田さん

コハクブレンドコーヒー豆 (100g500円)
おうちでも「コハクブレンド」が楽しめるよう、コーヒー豆も販売。ドリップする時間も至福のひととき！

問い合わせ	コハク珈琲
ライン	@201zbpwo
インスタグラム	@kohaku_coffee_w
備考	※出店情報はインスタグラムで確認を

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