〝幕の内弁当〞から〝寄せ鍋〞に! 変化するイマドキの紅白歌合戦

テレビのツムジ

〝幕の内弁当〞から〝寄せ鍋〞に!
変化するイマドキの紅白歌合戦

年末の風物詩「NHK紅白歌合戦」。いまだ視聴率40%を超える国民的番組だ。かつての紅白は、〝幕の内弁当〞のようだった。サケにハンバーグ、煮物にサラダ。全世代楽しめる豪勢なライナップで、どのおかず(歌手)も際立っていた。だが音楽業界低迷とともに、それぞれの味も飽きられ、客(視聴者)が減少。そこで食堂(NHK)は〝寄せ鍋〞にメニューを変更。おかず単体で勝負するのではなく、さまざまな食材を煮て、相乗効果で極上のダシが堪能できるようにした。演歌歌手の後ろで踊るアイドル、NHKなのに民放アニメ主題歌を紹介、副音声で人気芸人が解説。良し悪しは別として、何種類もの味が一度に楽しめる。また途中に薬味的なスパイスを投入し、飽きさせない工夫も。しかし、大きな弱点はメーン食材が無いこと。つまり目玉歌手がいない。それがカニすきやてっちり、すき焼きではなく、寄せ鍋たるゆえんだ。ちなみに、今回のテーマは「ザッツ、日本!ザッツ、紅白!」。ザッツではなく、雑なお鍋にならないよう、シメまでおいしく楽しみたい。それでは良いお年を。

テレビのツムジ 関西の放送作家がバッサリ!
文:岡内義人
読売テレビ「す・またん」「かんさい情報ネットten.」「土曜はダメよ」、ABCラジオ「桑原征平粋も甘いも」などの番組構成を担当中。

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