そろそろほしいなマイホーム、家づくりはじめの一歩② “リアルサイズ”の単独展示場 憧れから私たちのマイホームに

庭を含めたプライベート空間を見学

 これから家づくりを始める人向けに、住宅展示場の見学から着工までの流れ・ポイントを紹介する「家づくりはじめの一歩」シリーズ。今回は、一社のモデルハウスが建っている「単独展示場」で得られる情報について、「無印良品の家和歌山店」(和歌山市神前)のインフィル・コーディネーター御前慎太郎さんに聞きました。

「無印良品の家」の展示場(和歌山市神前)

 「最新鋭の設備、技術が踏襲された大手ハウスメーカーの家が建ち並ぶ総合展示場よりも、自分たちのマイホームがもっと具体的にイメージできるのが単独展示場。各社のコンセプトが明確に出ていて、現実的な広さの土地に、手の届く価格帯の建物が建っています」

 総合展示場では、各社の家を見比べて、“夢”を膨らませる役割もありますが、単独展示場は、「ここの家が好き」「こんな家が建てたい」と確かめに行く要素が強く、より下調べが必要かもしれません。「でもその分、憧れのマイホームから、私たちのマイホームにぐっと近づきますよ」と御前さん。ちょっと知識を持った上で、“気になっているおうち”をすみずみまでくまなく見学して、構造や材質、性能、間取りのことなど担当者から説明を受ければ、確かに心は奪われますよね。土地探しや資金計画の相談にも乗ってくれるとなれば…。

 さらに御前さんは、単独展示場の特徴として、「庭を含めたプライベート空間が想像できること」をあげます。「“家”と“庭”で『家庭』。建物と同じくらい庭も重要なんです。10年後、20年後の暮らしをイメージしながら、中も外もゆっくり見てくださいね」と。

 何棟もの住宅が見られる総合展示場と違って単独展示場の見学は事前予約がおすすめ。「当社では毎月、入居者宅見学会も実施しています。実際に建てて暮らしている“リアルな家”を見ると、マイホーム計画はより現実的になります」と教えてくれました。

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