口から始まる健康づくりvol.25
「丁寧な歯磨きと鼻呼吸で 新型コロナウイルス対策」

自己免疫力が発症リスクを軽減
歯ブラシを使い分けるなどの工夫を

新型コロナウイルス(新型コロナ)の感染が広がり、不要不急の外出は控え、手洗いをきちんと行うなど、セルフケアが求められています。口内環境も感染症の感染率を左右します。

新型コロナはインフルエンザ同様、ウイルスの一種です。目や鼻、口などの粘膜に付着し、私たちの細胞に入ってきます。

通常、たんぱく質が粘膜を守ります。ただ、口の中が不潔だったり、虫歯や歯周病を放置したりすると、酵素の「プロテアーゼ」が増加。たんぱく質が分解され、ウイルスが細胞に入りやすくなり、感染症のリスクも高まります。

対策は、ずばり「丁寧な歯磨き」。念入りな歯磨きでプロテアーゼを減らせば、ウイルスの感染予防につながります。もちろん、虫歯などの治療も大切です。

定期検診を受けるときは、かかりつけの医師や歯科衛生士に、歯磨きの癖を見てもらいましょう。磨く箇所によって歯ブラシを変えるのもいいですね。

もう一つ、おすすめのセルフケアがあります。それは「鼻呼吸」。鼻は雑菌の進入を止めたり、排出したりするフィルターです。つまり鼻は天然のマスクなのです。

口呼吸の癖がある人は、肺に直接ウイルスを吸い込んでしまうなど、健康を害する危険性が高まります。ですので、口の周りと舌の筋肉を鍛えることで、口呼吸の矯正に役立つとされている「あいうべ体操」をぜひ試してください(下記参照)。「あー」「いー」「うー」と大きく口を開け、最後に「べー」と舌を出すのがポイントです。食後に行うなどして鼻呼吸を身に付けてください。

このような時期ですから、診察や受診に不安があるかもしれませんね。歯科医院は、唾液が飛ぶなど飛沫(ひまつ)接触が避けられないため、日頃から衛生管理を徹底しています。例えば当クリニックでは、患者一人につき、器具や座席の消毒、座席のヘッドカバーの交換を行っています。このような衛生管理を各クリニックが独自に行い、治療にあたっています。

新型コロナに負けないよう、一緒にがんばりましょう ! (川崎豪彦)

「あー」は口大きく開いて、「いー」は口を大きく横に、「うー」は口をしっかりと前に突き出し、「べー」は舌を突き出して下に伸ばします

【お便り募集】
虫歯やインプラントになど、歯に関する悩みや相談を募集しています。匿名の人はペンネームも添え、はがきか封書に、〒住所、氏名、電話番号を記入して、〒640―8557(住所不要) 和歌山リビング新聞社「リビけん・口から始まる健康づくり係」へ。メール(liviken@waila.or.jp)の場合は、件名に「リビけん・口から始まる健康づくり係」と記載してください。

店舗名かわさきデンタルクリニック
電話番号073-488-5489
Webサイトhttps://www.kawasakidentalclinic.com/
住所〒640-8451 和歌山市中573-19-403
ふじと台ステーションビル エスタシオン EAST 4階
営業時間(診療時間)9:30~13:00、14:30~19:00
火曜日は9:30~15:00
金曜日・土曜日は18:00まで
定休日(休診日)
日曜・祝日
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