当たり前のようで、実は難しい…すてきな笑顔で好感度アップ

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出会いの春。新しい人と知り合う機会が増えますよね。そんな中で友好な交友関係を築いていくには、やはり“第一印象”が大切。どうすれば好感を持ってもらうことができるのか、心理カウンセラーの美濃部由紀さんにアドバイスしてもらいました。より深く学ぶため、1日体験教室も開催します。

ポイントは笑顔・身だしなみ・目線

「初対面人と何を話せばいいのか分からない」「人見知りをする」と、悩んでいる人は多いはず。第一印象でイメージが決まってしまうので、出会いの瞬間は大事にしたいですよね。そこで、好感を持ってもらえる自己紹介のコツを、心理カウンセラーの美濃部由紀さんに教えてもらいました。

「ポイントは〝笑顔(表情)〞〝身だしなみ〞〝目線〞の3つ。中でも笑顔は大切で、口角を上げているだけで効果があります。他の人が話をしているときは、意外と周りの人が見ているので常に意識しておきたいです。そして、TPOに合った服装を心掛けること。人にどんな印象を与えたいかを意識して服を選びましょう。さらに、相手の目を見て話すこと。相手の目をしっかり見ることで、話を聞いてもらえているという印象を持ってもらえます」とアドバイス。

今回、20代、30代、40代と世代別にシチュエーションを想定してみました。ぜひ参考にしてみて。

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子どもをキーワードに、共感する話題作りを

美濃部由紀さん日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー

美濃部由紀さん
日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー

知り合って間もないママ友と仲良くなるためには、“子ども”をキーワードにすると会話が弾みます。「共感」「共通点」がポイントとなる30代ですが、ママ同士の年齢が違えば、家庭環境も違うので、いきなり相手のプライベートを聞いたり、また自ら話をしたりするのは避けた方がいいでしょう。まず、育児の悩みを相談してみてください。例えば、「うちの子まだオムツが取れなくて…」と打ち明けると、先輩ママがアドバイスをくれたり、経験談を話してくれます。みんなが共感するネタを提供することで、親近感が得られます。

そして、やはり大事なのが表情。ニコニコしている人は話しかけやすいですよね。まだ会釈やあいさつをしている段階から、笑顔は心掛けましょう。

最初は、「○○ちゃんのママ」と子どもを通して一定の距離感があると思いますが、相手との関係性に合わせてママ本人の名前で呼んでみてください。より仲良くなれますよ。もちろん、一度名前で呼んでいいかは確かめてください。

魅力が伝わる自己紹介

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失敗を恐れないで、やる気を伝えよう

入社のあいさつや歓迎会で、自己紹介をしなければならない20代。たくさんの先輩社員の前で緊張しますよね。でも、失敗を恐れないで、明るく元気にあいさつしましょう。

早く職場に溶け込もうという姿勢と、先輩に教えを請うという謙虚さを兼ね備えたあいさつができれば上出来。上記のように、自分の性格や趣味を伝えるほか、なぜこの会社を選んだのか、自分らしさを伝えられると好感度が上がります。その際、「傷つきやすい性格」など、
ネガティブな表現はNG。イメージが悪くなってしまうので、ポジティブに転換して伝えて。

もちろん、表情や姿勢も大切です。意識してスマイルであいさつすることで、自然と緊張もほぐれてきて、好印象を持ってもらえます。しかし、あまりに緊張してしまった場合は、緊張している旨を伝えるのも一つの手。失敗しても、笑ってもらえるはずです。背筋を伸ばし、目線を上げ、ゆっくりと話していきましょう。

これは新社会人だけでなく、再就職を考えている人にも有効です。


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自ら声をかけ、気持ちを解放しよう!

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習い事やカルチャー教室で、新しい人と出会う機会も増える40~50代。特に気を付けたいのは、
身だしなみ。おしゃれな人だと、話をしてみたいなと思いませんか? やはり人は外見で判断します。時と場合にあった服装で出かけましょう。

会話のきっかけは、天気や季節の話など一般的なことでOK。ですが、家族の話題をふると、相手の重荷になってしまうのでNG。そこで、他の習い事や趣味の話、プチ体験談など、自分の話をショートストーリーで伝えると、自慢話になりにくくなります。そして、「趣味は〇〇です」と話すよりも、「〇〇をするのが好きです」と、やわらかい表現で話すのもポイント。温かい印象を相手に与えます。

自ら話しかけてみることが、この世代での友人作りのコツで、自分自身をさらけ出すことで、相手も心を開いてくれます。ぜひ勇気を持ってチャレンジしてみてください。

魅力が伝わる自己紹介1日体験教室

今回紙面で紹介したのは、あいさつや自己紹介の基本。「もっと深く知りたい!」という人のために、上級者編を用意しました。「こんな状況だったらどうすればいいの?」という悩みを持つ人は、美濃部由紀さんにぜひ聞いてみましょう。

日時 3月25日(水)午前10時~12時
場所 リビングカルチャー倶楽部フォルテ教室(和歌山市本町2ノ1フォルテワジマ4階)
参加費 500円
定員 20人
申し込み先 和歌山リビング新聞社
電話 073(428)0281
(受け付けは月~金曜午前10時~午後6時半)

※申し込みは3月17日(火)まで。
多数の場合は抽選、当選者にだけ3月20日(金)までに案内状を送ります






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