災害時のテレビ報道こそ 各社の協力体制が必要!

テレビのツムジ

災害時のテレビ報道こそ
各社の協力体制が必要!

熊本地震の発生から1カ月。その中で、またも浮き彫りになったのが、テレビ報道のあり方だ。その音で、被災者を不安にさせる報道ヘリ、緊急車両通行の妨げになるかもしれないテレビクルー。各所でさまざまな議論がされている。報道各社も、ヘリはある一定の高度まで下がらないよう指示されたり(それでも音は聞えるが)、取材陣は邪魔にならない場所で放送するなど、細心の注意を払っている。しかし、被災地でガソリン補給の列に中継車が割り込むなど、モラルが問われる放送人がいたことも事実だ。これらすべての原因となっているのが視聴率。他局とは違う現状を伝えるべく、被災地に大勢の報道陣が詰めかける。こういう時こそ、各社が協力することはできないのだろうか?ヘリを一機だけにして映像を合同で使う、報道する地域を各局が分担する、レポーターもテレビクルーも共通にして最少人員で現地入りする、など。このような未曾有の大災害には、視聴率調査を止めて、報道各社が協力体制に入ればいいのに…。被災された方々に、心からお見舞いを申し上げます。

テレビのツムジ 関西の放送作家がバッサリ!
文:岡内義人
読売テレビ「す・またん」「かんさい情報ネットten.」「土曜はダメよ」、ABCラジオ「桑原征平粋も甘いも」などの番組構成を担当中。

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