運動と食事で認知症予防
産官学で和歌山モデル構築を目指す
和歌山大学・本山学長のチームが研究をスタート

フレイルも認知症も予防、研究協力者募集

 介護を必要とせず、いつまでも自立した生活が送れるように―。健康寿命を伸ばすことを目的に、今や県下全域で取り組みが進んでいる「わかやまシニアエクササイズ」。その開発者である和歌山大学の本山貢学長が、新たな研究をスタート。近年、社会的な課題となっている高齢者の認知症に伴う脳機能の低下を予防するため、定期的な運動と食品の摂取がどのような効果をもたらすのか、この秋から検証を始めることになりました。

今回の研究は、県内の食品企業と共同で実施。定期的な運動や食品の摂取、また、その組み合わせが認知機能の低下を抑制したり、向上させたりする可能性があるかを調べるためのもので、脳機能の維持に役立ち、抗酸化作用のある成分を含む健康食品が用いられます。

「和歌山県では、年々高齢化率が上がっています。高齢化が進むと要支援や要介護の認定率、そして、認知症の有病率も上がります。健康寿命を伸ばすには、運動でフレイル予防をすると同時に、認知症予防も重要」と話す本山学長。「運動と、有効的な食品を取り入れることが筋力や脳機能を維持することにつながれば、介護予防に有効なモデルプランになります。今回の研究で実証データを取り、和歌山県で先駆けとなるプランを構築して、やがては全国にも発信したい」とも。

本山学長率いるチームが、現在、研究に参加する協力者を募集中。研究では、健康食品を摂取しながら、運動するグループと健康講座を受講するグループに分かれ(詳細左記参照)、体力測定や血液検査、簡易な脳機能検査をして、その効果を測定します。費用は無料。対象は健康診断を受けている健康な60~85歳の男女。研究期間は9~12月の4カ月間。申し込みは専用フォーム、または電話で。締め切りは7月31日(木)午後3時(各グループ先着順)。

共同研究の内容について話す本山学長


問い合わせ073(457)7309本山研究室

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