どないなってるの?
NHKの制作費は無尽蔵!?
2021年、初驚きのニュースが。NHKが受信料払いに応じない世帯に、いずれ罰則を課すらしい。今月、通常国会に提出する放送改正案に盛り込まれるとか。NHKの資料によると、一昨年の全国支払率は約81%。ちなみに、和歌山の支払率は88.8%。最高は秋田98.3%、最低は沖縄51%。それだけあれば、コロナ禍の民放とは違い、制作費に苦労しているように思えない。よく聞く話だが、NHKは一つの番組で、民放よりも2倍近いスタッフがいる。例えば編集でも、指示する人、作業をする人の2人(民放ならば1人)。また、ある60分のドキュメンタリー番組では、半年前から取材を開始。さらに海外へも追加取材していた。ここまでの予算感は民放ではあり得ない。それでいて不透明なのが、職員の給料体系。決算資料にある総人件費を職員数で割れば、1人当たりの人件費が約1098万円と算出。これが年収だとすると、一般会社員よりもかなり高い。ん~、罰金を取る前に、できることがありそうなのに。NHKさん、いっそのこと、制作費削減のドキュメンタリーなんか作ってみては?
テレビのツムジ 関西の放送作家がバッサリ!
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
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