なりっちの0歳パパを育てよう「毎日ママ、ときどきパパ?」

毎日ママ、ときどきパパ?

子どもとママの笑顔は、パパがつくる

「食事づくりに使う時間を(出前をとって)、思う存分子どもと遊んであげようよ。こんなに抱っこしてほしがっているのだから」のナレーションが流れる「毎日、かあさん。ときどき、◯◯館」のテレビCMが興味深いです。
食事は毎日自分で作らないといけないという呪縛があり、手抜きをするにも勇気がいるというママたちに、「でも、たまには休んでみない? 出前してもいいんじゃない?」とホンワカ伝えます。私は「ええやん、ええやん、出前ぐらい頼んでも」と理解を示しつつ、「で、旦那さんは作ってくれないの? まだ帰って来られないの?」と画面に突っ込みを。
出稿でバタバタしている日、小さい子どもがいないので食事時間を気にすることはないにしても、おなかは空きます。コマネズミのように動き回る私を横目に、亭主はいつもと変わらず潤沢な時間を。思わず、「ごめん、ご飯を作れない」と言うと、「いいよ、まだおなかが空いてないから、後でも」と答えます。
これが逆鱗(げきりん)に触れ、私は語気を荒げて「別に作ってくれても、え・え・ね・ん・で!」。本当なら「おなかが空いている。でも時間がない。今日はあなたが作ってね」と頼めばいいのに、亭主の気の回らなさ、自分はまだおなかが空いていないという自己中な考え方(プラス暇そうな姿)に腹が立つのです。加えて、食事は毎日妻が作るという規則があるわけではないので、自分も即戦力としていつでも家事に参加するという自覚を持つべきだと。子育て中のパパならなおさら。
幼稚園の預かり保育が一般的ではなかった時代、国公立の教諭らは「やむを得ない事情以外は受け付けません。母親が子どもをみるのは当然です」ときっぱり。一方、私立幼稚園は、「買い物やテニス、どんな場合でもOKですよ。ママがリフレッシュしないことには子どもが笑顔になりませんからね」と。経営が関わっているとはいえ、今につながるのは後者の考え方でしょう。でも、ここにもパパはいません。

名前なりきよ ようこ
なりっち
プロフィル絵本編集者として勤務後、渡欧。帰国後フリーに。保育所や小学校で読み聞かせを25年以上続けている。絵本creation(編集プロダクション)代表

子育て・教育

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