不動産にまつわる疑問に宅建協会が答えます⑤ 耐震は支援制度を上手に活用 ホームインスペクションも検討

 読者から質問を募り、和歌山県宅地建物取引業協会広報啓発委員長の藪雅仁さんに答えてもらうシリーズの5回目は、〝中古住宅の耐震性〟について。ご存じの人も多いかと思いますが、1981年6月1日以前に建築確認申請が受理されている建物は旧耐震基準で建てられています。和歌山県では、旧基準の木造住宅の耐震化を推進。耐震診断の無料実施や耐震改修に補助金を給付しています。

Q祖父母が住んでいた築約60年の家をリノベーションして住もうかと考えています。 耐震診断は必要でしょうか?
和歌山市在住30代・みねこ夫人

 耐震診断が必要か、必要でないかと聞かれると、診断を受けて、耐震改修を行った方が、安心して暮らせますよね。昨今、注文住宅の新築、分譲住宅の購入時に、「耐震性」を重視する人が増えているのも事実です。

 ですが、中古住宅については、前もこちらのコーナーで取り上げましたが、建物の劣化具合や施工不良の有無などを確認する建物状況調査「ホームインスペクション」が主流になりつつあります。ホームインスペクションには、耐震性を計算する作業は含まれませんが、今後、住み続けていくために必要な補修箇所が明確に分かるので、検討されることをおすすめします(費用は自己負担です)。

 ちなみに、81年6月1日以前に建てられた木造住宅であれば、耐震診断は無料で受けられます。市町村の窓口に申請書類を提出すると、県建築士会から耐震診断士が派遣され、診断して報告書を作成してくれます。

 ただし、その建物の設計図面がなかったり、増改築をしていると、正確な診断ができません。また、診断結果を受けての補強設計・改修には、費用がかかり、補助金制度を活用しても、自己負担額はそこそこなものに。耐震診断・耐震改修の補助制度については県のホームページ(https://www.pref.wakayama.lg.jp/)に記載されています。

宅建協会への質問募集中

藪雅仁さん

「私道の通行の妨げで困っている」「“敷金礼金0円”って借りても大丈夫?」など、家・土地に関する素朴な悩み・疑問を募集。質問内容と〒住所、氏名(ペンネーム)、年齢、電話番号を明記し、〒640-8557(住所不要)和歌山リビング新聞社「宅建質問」係まで。メール(living@waila.or.jp)受け付けます。

 

問い合わせ073(471)6000
電話番号宅建協会

暮らそら

関連キーワード

 

交通安全キャンペーン2026 贈呈式

交通安全キャンペーン2026 贈呈式

おすすめ記事

  1. リビング和歌山2026年9月26日号「畑のおいしさ、その先へ! 農家さんとっておき加工品」
    …
  2. リビング和歌山2026年9月19日号「 「休みなんていらない」が変わった 休むことで、毎日がもっとうまくいく!」
    最近、きちんと休めていますか? 「“休み上手”が人生を豊かにする」をテーマに、幅広く活躍するコット…
  3. リビング和歌山2026年9月12日号「大人のための 夜ふかしカフェ 」
     まだ帰るには少し早い。飲んだ後の“もう一軒”に選びたいのは、お酒ではなく甘いもの。灯(あか)りを…
  4. リビング和歌山2026年9月5日号「「ロフト」に「ハンズ」、「フライングタイガー」も 今、注目! 雑貨コレクション」
    新学期が始まり、季節は9月へ。暮らしに“切り替え”を感じる時季に、毎日に彩りとときめきを添える雑貨…
  5. リビング和歌山2026年8月29日号「災害に備え、自治体と結ぶ防災協定 地域を支える企業の力 」
     地震や豪雨などの災害はいつ起こるか分かりません。9月は防災月間。今号は、もしものとき支援の幅が広…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2026/9/25

    2026年9月26日号
  2. 2026/9/18

    2026年9月19日号
  3. 2026/9/11

    2026年9月12日号
  4. 2026/9/4

    2026年9月5日号
  5. 2026/8/27

    2026年8月29日号
一覧

アーカイブ一覧

ページ上部へ戻る