街の達人が案内! わがまちガイド①
吹上・高松・砂山・今福地区
長く住み継がれるまち
- 2026/7/23
- 暮らそら
教育施設が点在し、防災面も強化

地元の街情報を届ける新シリーズ「わがまちガイド」。和歌山市・岩出市・海南市で家や土地を探している人に向けて〝街の達人〟が住環境について伝えます。初回は、和歌山市の「吹上・高松・砂山・今福地区」。同地区で20年以上不動産業を営む「あおば不動産」(和歌山市堀止西)の代表・植田好紀さんに聞きました。
植田さんはこの地域について、「和歌山城から和歌の浦につながる旧市街の一部で、古くから住宅地として人が集まっています」と説明します。
国道42号の中央通りは公共バスの本数が多く、交通の利便性が高い一方、住宅街は静か。幼稚園や保育園、小・中・高校、県立図書館が点在し、ファミリーが暮らしやすい環境が整っています。「総合病院の日赤和歌山医療センターがあるため、クリニックが多いのも、日常生活を送る上で安心材料の一つ」と、植田さんは付け加えます。
一方、住宅地の地価は県内でも高水準。「吹上は坪60〜80万円、周辺でも40万円前後が一般的。また、昔からの住宅地なので新しい土地が出にくい傾向があります」と説明。さらに、「子育て世代に人気の分譲地は、昔のお屋敷跡を活用した3~4区画のものが中心。最近は、市営住宅跡地の区画数が多い分譲地も登場しています」と続けます。
借家や公団住宅も少ない一方で、高齢化に伴い、空き家は増加傾向にあります。築年数が浅い物件を確保したい場合、地域事情に詳しい不動産会社へ早めに相談すると良いでしょう。
「防災面では、ハザードにかからないエリアが多いことが述べられます」と植田さん。2025年4月に砂山地区に西コミュニティセンターが開館し、避難所機能や備蓄倉庫も整備されました。また、この地域は道が入り組んだ所が多く、地元吹上の消防団員でもある植田さんは、「今年6月に今福区間が開通した今福神前線は、災害時の避難路としても今後期待できます」と、話していました。

「子どもの誕生を機にこの地区に移り住んで20数年になります」と話す植田さん










