タイプ別! 物件選びのコツ②
子どもがスクスク育つ
家づくり【住環境編】
- 2026/7/9
- 暮らそら
地域の「安全性」も重要な基準に
和歌山県宅地建物取引業協会による、ライフステージやライフスタイル別に見る心地よい住まいの選び方シリーズ。今回は「子育て世代」を対象に、8月8日号と合わせて、2回にわたって届けます。ナビゲーターは同協会の広報啓発委員・宮田菜保子さん(写真)です。

2025年の「住宅購入・建築検討者」調査(リクルート「スーモリサーチセンター」調べ。調査対象に和歌山県を含む)によると、住宅の購入・建築を検討している人のうちで「子どものいる世帯」が、関西では41%と最も多い層となっています。
「和歌山も同様に、家を建てるのは子育て世代が中心。最近は少子化の影響もあり、家族構成に合わせて40~50坪程度の住宅を選ぶケースが増えています」と、宮田さんは解説します。「家族間の距離が近い平屋も人気ですが、建てるには延べ床面積が確保できる広い土地が必要。土地代との兼ね合いから、和歌山市では比較的価格を抑えられる東部や南部の分譲地が注目されています」とも。
分譲地は、周辺に学校や商業施設がそろうことが多く、日々の生活がしやすい環境が整っています。「そのため同世代の家族が集まり、子育ての情報交換や助け合いがしやすい利点も。子ども同士の交流も自然と生まれ、安心して暮らせる地域づくりにつながります」と宮田さんは話します。
災害対策の観点では、「ハザードマップの確認が不可欠です。例えば、海南市重根(しこね)の分譲地は内陸にあり、標高がやや高く、津波のリスクが低い傾向にあります」と。また、「通学や塾へのアクセスを重視し、駅近や教育環境の整ったエリアのマンションを選ぶ家庭もあります」とも補足します。
最後に、「子育て世代にとっての住まい選びは、家そのものだけでなく、子どもの生活動線や教育環境、そして地域の安全性も重要な基準になりそうです」と、宮田さんは話していました。

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