和歌山の空き家事情③ 家を手放さずに、貸し出す 「マイホーム借り上げ制度」

50歳以上の人が対象、空室時の補償も

 “誰も住まないまま家を放置するのは不安なものの、思い入れがある家を売却するのは忍びない”など、売ることも、貸すこともできず、空き家になっているケースも少なくありません。
不動産会社「エポック」代表取締役の山下茂男さんは、「空き家のままだと、傷みが激しくなります。既存住宅の活用の方法の一つとして、家を手放さず人に貸し、家賃収入を得る“マイホーム借り上げ制度”があります」と話します。
これは、国土交通省が支援する「移住・住みかえ支援機構(JTI)」が運営する制度で、2006年4月に創設。住み替えを考えている50歳以上の人が持つ家をJTIが借り上げ、賃貸住宅として貸し出すというもので、昨年度より、和歌山県と県内市町村が、この制度を活用する取り組みを始めています。
県内では、同社などが家を貸したいと考えている人をサポートする、JTI協賛事業者として登録しています。
制度を利用するには、1981(昭和56)年6月1日以降の耐震性を満たしていることや、事業用の物件でないことが必要。契約すると、JTI協賛事業者のサポートで、賃貸査定を受けます。その後、制度を利用するとなったら、耐震性や水回りの設備に問題がないか判断するための診断をし、工事が必要な場合は、貸し手側の負担で補強・改修となります。1人目の入居者(3年ごとの契約)が決まると、貸すのをやめない限り、次の契約期間まで、その住宅が空き家になっていても、査定賃料下限85%がJTIから継続的に支払われます。
一方、借り手は、敷金・礼金が要らない上、良質な住宅を相場よりも安い値段で借りられます。
山下さんは「空き家を持ち、制度を利用しようかどうか迷っている人は、JTI協賛事業者に相談ください」と話しています。

ハウジング

 

私立中学校・高等学校進学フェアin和歌山2026

私立中学校・高等学校進学フェアin和歌山2026

交通安全キャンペーン2026 応募はこちら

交通安全キャンペーン2026 応募はこちら

おすすめ記事

  1. ホットに!“和歌山サ活”スポット
     根強く続くサウナブーム、和歌山市内には個性豊かな新施設が増えています。自然豊かな立地を生かしたサ…
  2. リビング和歌山2026年2月7日号「カレーうどんであったまろ!」
     暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続きそう。程よいスパイス、熱さを保持するつゆのとろみ、消化過…
  3. 企業主導型保育事業2026
    企業が設置する保育施設ですが、地域のニーズに合わせて、地域枠として受け入れてくれます。 ご自宅…
  4. リビング和歌山2026年1月31日号「水辺の景観を生かしたまちづくり 食でつながる新拠点「帝国座テラス」」
    和歌山市の東ぶらくり丁、かつての映画館「帝国座」の跡地に、今冬、複合商業施設「帝国座テラス」(同市…
  5. リビング和歌山2026年1月24日号「南葵音楽文庫100年 紀州徳川の世界的な音楽遺産」
     「南葵音楽文庫」の前身である「南葵音楽図書館」が、開館して100年を迎えました。その魅力を広めよ…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2026/2/12

    2026年2月14日号
  2. 2026/2/5

    2026年2月7日号
  3. 2026/1/29

    2026年1月31日号
  4. 2026/1/22

    2026年1月24日号
  5. 2026/1/15

    2026年1月17日号
一覧

アーカイブ一覧

ページ上部へ戻る