既婚女性の身の回りの整理に関する調査 整理・廃棄は大掃除前に済ませたい約9割 片付けですっきり! 気持ち良く新年を
- 2016/12/8
- ハウジング
物を増やさない上手な整理・収納を
年末、普段あまり掃除できないところまで念入りに家の片付けをして、気持ち良く新年を迎えたいもの。LIXIL(リクシル)住宅研究所が、10月14日~19日の期間、20代~60代の既婚女性(子どもあり)500人を対象に、「身の回りの整理に関する大調査」を実施。結果をまとめました。
自宅にある物の整理・廃棄については、「大掃除前に済ませた方が良いと思う」が87.2%あり、早いうちにすっきりさせたいという気持ちが見られました。「整理したい」と答えた人に、実際は捨てられないと思う物は何かと尋ねたところ、「今は不要だが、今後使う可能性がゼロとは言えない物」「家族の思い出がたくさんつまった物」「ほどんど使ったことがないため、捨てるのはもったいないと感じる物」などが挙げられました。
捨てられない物の収納スペースについては、十分なスペースがある人が13.9%で、多くの人が実家に置かせてもらったり、庭先やベランダなどに物置を設置したりして対策を取っていました。
また、夫の所持品で最もじゃまだと感じている物は「洋服など衣料品や靴」が13.8%、「本」が11.4%の順。これ以上増やして欲しくないかどうかの問いには「増やして欲しくない」が98.5%と高く、理由は「使われず、イライラするから」「夫の物なのに自分が掃除しなければいけないのが不満だから」といった声がありました。
同社は「十分なスペースがなくても、現状の収納量の中で解決を考えるのが大半。物を増やさない上手な整理・収納が大切で、大掃除の前段階として行うのがおすすめです」と話しています。
整理のポイント
- 自分が「どんな暮らしがしたいのか」を具体的にイメージする
- 自分がしたい暮らしの実現に「必要な物」と「不必要な物」を整理する
- 家の中にある物の適正量を決める
- 使用頻度・使用場所・使う人・使う目的など、条件に合うように収納する
LIXIL住宅研究所「身の回りの整理に関する大調査」より抜粋