毎日生き生き健康通信vol.72
年末年始は“暴飲暴食”にご用心 食べ過ぎ、飲み過ぎたら対策を!

胃もたれ、胃痛、逆流性食道炎に注意

 もうすぐお正月。年末年始は食事やお酒の量が増え、つい“暴飲暴食”をしてしまいがちです。その結果、胃腸に負担がかかり、胃もたれや胃痛などの“胃腸のトラブル”を招くことがあります。

普段どおりの食事であれば胃腸の動きは安定していますが、脂っこい食事が続いたり、食べる量が増えたりすると、胃酸が過剰に分泌され、不調の原因に。他にも、胃酸や消化途中の食べ物が食道に逆流して炎症を起こす“逆流性食道炎”にも注意が必要です。

通常、胃酸は体の下へと流れますが、逆流性食道炎になると消化が追い付かず、胃酸が上へ押し上げられ、胸焼けや喉の違和感、せき、すっぱいものが込み上がるなどの症状が出ます。特に、朝や食後に起こりやすく、消化にエネルギーを使い過ぎると、はき気や倦怠(けんたい)感、便秘や下痢などの便通異常にもつながることがあります。

対処方法は“食べ過ぎない、飲み過ぎない”ことが基本。暴飲暴食してしまったときは、食後すぐ横にならない、食べた後は寝るまで2時間ほど空ける、夜遅い時間に食べない、満腹まで食べないといった心掛けが有効です。油物や、辛いもの、アルコールは控えめに。逆流性食道炎の症状がある人は、就寝時に上半身を少し起こすと楽になる場合があります。

それでもつらい時は薬の力を借りましょう。薬局やドラッグストアで、H2ブロッカー「ガスター」などの胃薬が市販薬で購入できます。症状が強い場合は医療機関を受診し、胃酸をしっかり抑えたり、胃腸の動きを整えたりする薬を処方してもらいましょう。

冬はノロウイルスなど“感染性胃腸炎”にも注意が必要な時期です。一般的な胃腸のトラブルとの違いは“発熱”があるかどうか。また、鍋料理など同じ食事をみんなで取り分ける場合や、料理をする人が感染していると、感染が広がってしまう可能性があります。

年末年始だからと羽目を外すと、体調を崩しがち。つい食べ過ぎたと思ったときは、早めに対策することが大切です。どうぞ健やかに新年をお迎えください。

(辻本直貴)

店舗名和歌山駅前つじもと内科・呼吸器内科アレルギー科
電話番号073-476-5676
Webサイトhttps://wakayama-naika.com/
住所〒640-8341 和歌山市黒田95-5
診療時間(月・火・木・金)9:00-13:00 15:00-18:00
※水曜日・土曜日9:00-13:00

みんなの健康

関連キーワード

 

私立中学校・高等学校進学フェアin和歌山2026

私立中学校・高等学校進学フェアin和歌山2026

交通安全キャンペーン2026 応募はこちら

交通安全キャンペーン2026 応募はこちら

おすすめ記事

  1. ホットに!“和歌山サ活”スポット
     根強く続くサウナブーム、和歌山市内には個性豊かな新施設が増えています。自然豊かな立地を生かしたサ…
  2. リビング和歌山2026年2月7日号「カレーうどんであったまろ!」
     暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続きそう。程よいスパイス、熱さを保持するつゆのとろみ、消化過…
  3. 企業主導型保育事業2026
    企業が設置する保育施設ですが、地域のニーズに合わせて、地域枠として受け入れてくれます。 ご自宅…
  4. リビング和歌山2026年1月31日号「水辺の景観を生かしたまちづくり 食でつながる新拠点「帝国座テラス」」
    和歌山市の東ぶらくり丁、かつての映画館「帝国座」の跡地に、今冬、複合商業施設「帝国座テラス」(同市…
  5. リビング和歌山2026年1月24日号「南葵音楽文庫100年 紀州徳川の世界的な音楽遺産」
     「南葵音楽文庫」の前身である「南葵音楽図書館」が、開館して100年を迎えました。その魅力を広めよ…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2026/2/12

    2026年2月14日号
  2. 2026/2/5

    2026年2月7日号
  3. 2026/1/29

    2026年1月31日号
  4. 2026/1/22

    2026年1月24日号
  5. 2026/1/15

    2026年1月17日号
一覧

アーカイブ一覧

ページ上部へ戻る