毎日生き生き健康通信vol.19
気を付けたい、夏場にも流行する
RSウイルス感染症

この時期はコロナ感染も疑って検査を

RSウイルスによる感染症といえば、冬場に爆発的に流行する風邪の一つで、特に子どもがよくかかります。ところが、夏場にも流行することがあり、今年はこの1カ月ぐらいの間でRSウイルスの患者さんが多くなっています。

RSウイルスは、2歳ぐらいまでにはほぼ誰もが感染するといわれている一般的な風邪ですが、初めて感染する赤ちゃんや、まだ十分な免疫を獲得していない小さな子どもがかかると重症化する場合があります。

鼻水、咳(せき)、たん、時には微熱が出ることもあり、一般的な風邪症状で始まります。軽症ならそのまま治まりますが、重症化すると下気道(気管支)の炎症から、さらにその先の細気管支まで炎症を起こします。炎症により気道や細気管支が細くなって呼吸がしづらくなり、喘息(ぜんそく)のような咳が長く続いたり、息を吐くときにゼーゼーと音がしたりします(喘鳴・ぜいめい)。

1歳未満なら、保険診療でRSウイルス感染なのかどうかを調べる検査をすることができます。気になる症状があれば早めに検査し、適切な治療をすることで、重症化を防ぐことができます。

また、このウイルスには何度でも感染します。小さな子どもが発症し、家族の間で感染して大人がかかることもよくあります。咳がなかなか治まらずに長続きする場合は、RSウイルスが疑われますが、細気管支炎の症状は、アレルギー物質が原因となって気道に炎症が起こる喘息とも非常によく似ています。また、喘息疾患のある人が、RSウイルスの感染がきかっけとなって、喘息症状が悪化する場合もあります。それぞれに治療の方法が異なりますので、専門医に診断してもらいましょう。

また、同じく「咳」「発熱」などの風邪症状がある場合、今の時期は新型コロナウイルス感染症の恐れもあります。RSウイルスが流行しているからといって決め付けることはせずに、まずは、検査をすることをおすすめします。
RSウイルスは、新型コロナウイルスと同じく、咳やくしゃみなどから(飛沫感染)、また、ウイルスが付着したものを触ることでも感染します(接触感染)。マスクの着用、こまめな手洗いや消毒が予防につながります。

店舗名和歌山駅前つじもと内科・呼吸器内科アレルギー科
電話番号073-476-5676
Webサイトhttps://wakayama-naika.com/
住所〒640-8341 和歌山市黒田95-5
診療時間(月・火・木・金)9:00-13:00 15:00-18:00
※水曜日・土曜日9:00-13:00

みんなの健康

関連キーワード

 

交通安全キャンペーン2026 贈呈式

交通安全キャンペーン2026 贈呈式

おすすめ記事

  1. リビング和歌山2026年5月23日号「梅の里みなべ町で始まる、新たな挑戦 マカダミアナッツ革命」
     5月中旬から6月末ぐらいにかけて、みなべ町の梅農家にとっては梅を収穫する繁忙期を迎えます。そんな…
  2. リビング和歌山2026年5月16日号「世界へ羽ばたく!和歌山のひとさじ Japanese pepperぶどう山椒」
     世界で注目を集める和歌山県産の調味料を紹介する新シリーズ「世界へ羽ばたく! 和歌山のひとさじ」。…
  3. 天然石や刺繍糸、本物のお花を使用した各種アクセサリー、洋服、バッグ、雑貨の作品販売など、人気作…
  4.  おやつの定番として親しまれてきたクレープが、大きく進化しています。フルーツやクリームで華やかさや…
  5. リビング和歌山2026年4月25日号「 4/29(祝)正午 新たな遊び&防災の拠点が誕生 「海南ハレアメ」開園」
     子ども連れに親しまれてきた海南市の「わんぱく公園」が、市民防災公園「海南ハレアメ」として生まれ変…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2026/5/21

    2026年5月23日号
  2. 2026/5/14

    2026年5月16日号
  3. 2026/5/7

    2026年5月9日号
  4. 2026/4/23

    2026年4月25日号
  5. 2026/4/16

    2026年4月18日号
一覧

アーカイブ一覧

ページ上部へ戻る