「岩出市金池」が地価の上昇率1位に
土地の公的価格の一つとして不動産取引の指標となる「公示地価」。全国の標準地(2026年は約2万5500地点)で、毎年1月1日時点の地価(1平方メートル当たり)が調査され、3月に国土交通省から発表されます。
その最新データとなる和歌山県の公示地価が、先月17日に公表されました。県内9市14町の177地点での調査の結果、地価は1992年以来35年連続で下落が続く一方、その下落幅は4年連続で縮小しています。平均変動率の全国順位は、住宅地が最下位の47位、商業地は39位。近畿2府4県ではどちらも6位でした。
ここからは、家づくりの参考にしたい「住宅地」の調査結果を。住宅地の平均価格は4万1500円(平均変動率0・6%減)。ちなみに本紙配布地域の平均価格は、和歌山市が6万500円(0・1%減)、海南市が4万1100円(0・8%減)、岩出市が3万5400円(0・3%増)でした。
価格上昇地点は、和歌山市10、海南市1、岩出市1、ほか11で計23地点。中でも「岩出市金池字荒神151番19」は1・3%と最高上昇率地点で、また3年連続で価格も上昇しています。その理由に、「地域環境が熟成し、周囲の分譲地価格相場が上昇基調にある」ことが挙げられました。
最高価格地点は、「和歌山市美園町2丁目80番」が17万8000円と10年連続でトップ。2位から5位までの地点も1位と同様、同市の市内中心部にあり、公共交通機関や商業施設が集中するなど利便性に優れたエリアでした(表参照)。

公示地価や地点の詳細は、国交省のサイト「不動産情報ライブラリ」(https://www.reinfolib.mlit.go.jp/)で調べられます。土地を売買する際、おおよその価格を知る目安として参考にしてみてください。
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