イマドキの大掃除の実態 2人に1人が年末の掃除を行わず

普段からこまめに掃除をする人が増加

年末の大掃除シーズンが来月に迫ってきました。「あれもこれもしなければ…」と焦り出している人もいるのでは。大掃除は、新年を気持ちよく迎えるための伝統行事の一つ。でも最近は、ライフスタイルの変化などで、年末以前に掃除をする人も増えてきています。そこで今回は、〝イマドキ〞の実態を探ってみます。

ガス機器メーカー・リンナイは今年10月、「〝大掃除〞に関する意識調査」を実施しました。対象は、同社公式部品販売サイト「リンナイスタイル」の会員4064人。

「昨年(2016年)の年末に大掃除をしたかどうか」の質問では、「実施した」と回答した人は51.9%で、2人に1人は行わなかったことが判明。未既婚別・男女別にみると、「実施しなかった」の割り合いが未婚男性で47.0%、同女性で44.4%となり、未婚の人ほど実施しないといった傾向がありました。

また「年末とは別に、少し念入りな〝中掃除〞をするかどうか」の問いでは、80%以上の人が「行う」と答え、時期としては「秋が適している」と思っている人が多いことが分かりました。中掃除の背景には、「まとめて大掃除をすると大変だから」(54.3%)、「中掃除をすると汚れがたまりにくいから」(41.7%)といった声がありました。

さらに、今年末に大掃除を行う予定のない人に理由を聞いたところ、「普段からこまめに掃除をしているから」(42.0%)が最多で、「他の時期に大掃除をするから」(27.3%)「寒いから」(23.3%)の順。年末の大掃除に必要性を感じていない人が多い結果となりました(グラフ参照)。

長く快適に暮らすためには、住居を定期的にメンテナンスすることが大切。今から少しずつ掃除を始め、今年は年末をゆったりと過ごしてみてもいいかもしれませんね。

ハウジング

 

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

おすすめ記事

  1. リビング和歌山2025年5月31日号「いざというとき、自分の身を守る “護身術”を学ぼう」
     夏は夜の外出やイベントが増える時期。不審者や痴漢、通り魔など犯罪も起こりやすくなります。いざとい…
  2. リビング和歌山2025年5月24日号「価格高騰!令和米騒動 今こそ考えたい、食と農の未来」
     政府が備蓄米を放出したものの、市場への影響は限定的で、米の高騰が続いています。こうした状況だから…
  3.  「消費者トラブルは自分には関係ない」「だまされない」と思っていませんか。トラブルは身近に潜み、誰…
  4. プレミア和歌山認定品の毬玉アクセサリーや天然石や真鍮のアクセサリー、ビーズ・スパンコール刺繍の…
  5. リビング和歌山2025年5月10日号「子どもができる“お片づけ術”」
     「片づけなさい!」と、今日は何度子どもに言いましたか? でも、ちょっと待って。子どもが片づけやす…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2025/5/29

    2025年5月31日号
  2. 2025/5/22

    2025年5月24日号
  3. 2025/5/15

    2025年5月17日号
  4. 2025/5/8

    2025年5月10日号
  5. 2025/4/24

    2025年4月26日号
一覧

アーカイブ一覧

S