「なんで?」攻撃には「なんでだと思う?」と質問返し

 子どもが2歳を過ぎると「なんで? どうして?」という問いかけがぐんと増えます。納得するまで「なんで?」を続けるので、きりがなくてうんざりするというお母さんも多いものです。

 実は、2歳は人生で一番知能が発達する時期。この時期に「なんで?」という疑問を持ち、解決したいという願望を持つのはとても自然で大切なことなのです。お母さんは、できるだけ子どもの「なんで?」に寄り添ってあげたいものですが、突拍子もないことを聞いてくるので、答えるのが難しいこともありますよね。

 そんなとき、ぜひ試してもらいたいのが「なんでだと思う?」という質問返しです。最近は、スマホの普及で疑問に思ったことはすぐに検索できるようになりましたが、子どもの知能を育てるには、すぐに答えを提示するよりも自分で考えさせることが大事です。

 「なんでリンゴは赤いの?」。そんな風に聞かれたら、ぜひ「なんでだと思う?」と聞いてみてください。子どもによって、さまざまな答えが返ってくることでしょう。中には、「リンゴは恥ずかしがり屋さんなのかな」など、かわいい答えがあるかもしれません。

 正しい答えを導くことが大切なのではなく、子どもがイマジネーションを広げて考えること自体に意味があります。子どもが出した答えを「なるほど、面白いね」「あなたはそう思うのね」と受け止めましょう。認められた子は考えることに喜びを見いだし、ますます頭を使う習慣が身に付くことでしょう。

著者むらたますみ
キッズコーチングマネジャー
監修竹内エリカ
幼児教育者、日本キッズコーチング協会理事長

子育て・教育

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