和歌山市保健所だよりvol.40
科学的根拠に基づくがん予防
がんになるリスクを減らすために

 現在、日本人の2人に1人が、一生のうち一度はがんになるといわれています。がんによる死亡を減らすには、定期的にがん検診を受けるとともに、がんを予防する生活習慣を身に付けることも大切です。

国立がん研究センターが作成した「日本人のためのがん予防法」から、がんになるリスクが低くなるという、科学的根拠に基づく5つの健康習慣を紹介します。

一つ目は「たばこは吸わない、他人のたばこの煙を避ける」です。日本人を対象にした研究結果では、たばこを吸う人は吸わない人に比べて、がんになるリスクが約1・5倍高まることが分かっています。また、たばこの煙は、周囲の人の健康も損ねることにつながります。二つ目は「節度のある飲酒を」。適用量以上の飲酒は特に食道がん、大腸がんと強い関連があり、女性の方が男性よりも体質的に飲酒の影響を受けやすく、より少ない量でがんになるリスクが高くなるという報告があります。

三つ目は「食事は偏らずバランスよく」で、“減塩”“野菜や果物をしっかり取る”“熱すぎる飲み物や食べ物は冷ましてから”を心掛けましょう。四つ目は「身体を動かす」。身体活動量が高いと、男性では、結腸・肝・膵(すい)がん、女性では、胃がんのリスクが低下します。現在の身体活動量を少しでも増やすことや、運動習慣を身に付けることが推奨されています。

五つ目は「太りすぎない、やせすぎない」です。男性は体格指数(BМI値)21~27、女性は21~25の範囲になるように体重管理を。特に女性は、閉経後の肥満が乳がんのリスクになることが報告されていますので、太り過ぎに注意しましょう。
(和歌山市保健所地域保健課)

名称和歌山市保健所地域保健課
電話番号073(488)5121
住所和歌山市吹上5-2-15
営業時間午前8時半~午後5時15分
休日土・日曜、祝日、年末年始

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