紀州文化の会「あがらの和歌山」
第17弾『気になる和歌山今昔物語』
文化や産業など、時代の移り変わりを紹介

会社や喫茶店など地域の特色捉える

紀州文化の会「あがらの和歌山」 第17弾『気になる和歌山今昔物語』

完成したばかりの本を手にするメンバー

  “文化で街おこし”を合言葉に、活動を展開する「紀州文化の会」が毎年出版している「あがらの和歌山」第17弾。『気になる和歌山今昔物語―第2集』が、4月13日に発刊されました。

「気になる和歌山今昔物語」は、和歌山市内の各地域を6年かけて紹介するというもので昨年からスタート。今回の第2集は、JR和歌山駅周辺~屋形町周辺にスポットを当て、今と昔を対比することで、文化や産業など、まちの移り変わりが読み取れる一冊となっています。

本編は、古写真や古地図を用いながら、会社、百貨店、喫茶店、ホテルなど、地域ごとの特色を捉え、事細かに紹介。会社や店舗の創業、移転、廃業などの歴史も記されています。

また、巻頭は「あの頃の街の思い出」と題して、経営者や料理人、議員など、13人のコラムを掲載。表紙には、昭和時代、和歌山市の玄関口でもあった国鉄東和歌山駅(現JR和歌山駅)の古写真が使われています。

大江寛代表は「年配の人には、“懐かしい、和歌山に生まれて良かった”と、若い人には、“昔の和歌山はすごかった。自分たちもがんばらなければ”と、感じてもらえるとうれしいです」と話していました。

13日には同市内のホテルで、出版記念パーティーが開かれ、関係者など約320人が出席。皆で完成を祝いました。大江代表は「多くの人の協力があってこその一冊。掲載できていない情報もありますが、和歌山市の歴史を知るための参考になれば」と、思いを伝えていました。

同会は2004年に発足し、現在メンバーは7人。これまでにも、「ふれあい川柳・人生いろいろ」や「あがらの和歌山・全国初県民手帳」などを出版。第17弾はB5判、382ページ、2480円。ツタヤウェイや宮脇書店など、県内主要書店で販売されています。

「あがらの和歌山」第17弾を、読者3人にプレゼントします。希望者は、〒住所、氏名、年齢、電話番号を明記し、はがきかメールで応募を。はがきは〒6408557(住所不要)和歌山リビング新聞社「あがらの和歌山」係、メールは件名に「あがらの和歌山」と入力し、living@waila.or.jpへ。5月10日(金)必着。当選発表は案内はがきの発送をもって代えます。書籍の受け取りは和歌山リビング新聞社。

お問い合わせ090(1222)6495

コーナー

関連キーワード

 

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

おすすめ記事

  1. リビング和歌山5月18日号「白良浜と扇ヶ浜でフライングディスクのビーチ競技、6月12日に開幕 ビーチアルティメット国際大会」
      プラスチック製・円盤状の遊具を使い、得点を競うスポーツ「フライングディスク」。その国際大会「WF…
  2. リビング和歌山5月11日号「和歌山県、旬の魚を訪ねて漁港巡り 健康と美活に栄養満点のカツオ 昨年に続いて今年も豊漁」
    カツオの豊漁で活気づく、すさみ漁港  全国のリビング新聞のネットワークでは今年、「さかなをたべよう!…
  3. プレミア和歌山認定品の毬玉アクセサリー、天然石や真鍮のアクセサリーやビーズ・スパンコール刺繍の作品…
  4. リビング和歌山4月27日号「 和歌山の平安時代を旅する 光る紀伊へ」
     平安時代ブーム。かつての皇族や貴族は、こぞって高野山や熊野三山を参詣し、聖地とその旅路にさまざま…
  5. リビング和歌山4月20日号「知ってた?有田市に国内最大級のチューブスライダー出現」
     3月23日、有田市初島町に誕生した健康スポーツ公園「BIG SMILE PARK(ビッグ・スマイ…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2024/5/16

    2024年5月18日号
  2. 2024/5/9

    2024年5月11日号
  3. 2024/4/25

    2024年4月27日号
  4. 2024/4/18

    2024年4月20日号
  5. 2024/4/11

    2024年4月13日号
一覧

アーカイブ一覧

ページ上部へ戻る