W杯の合間に見ちゃう
深夜番組の今昔物語
ここ数日、寝不足の日々。理由は分かっている。日本代表戦だけでなく、W杯を夜中に見まくっているからだ。その間にふと気付いた。最近の深夜番組は、昔と大きく違っていたことに。昔のようなディープな空気を醸し出す番組は、ほぼ皆無。思春期の少年がドキドキしながら11PМを見る…なんてのは、もうない。今は配信を意識して、いつでも見られるような安心できる番組となっている。つまり、その時間に起きていた人だけが見られた、という〝秘密基地〟感が無いのだ。
今や炎上リスクがある分、言い方、見せ方、企画の逃げ道にも気を使っている。一歩間違えれば、嫌いなタレントの実名を放送して終了に追い込まれた某深夜番組のようになるからだ。もちろん、次のヒットを試す実験場としての機能もある。だけど、配信再生数やSNS反応がすぐに分かるので、長続きする番組も少ない。昔のようにスター発掘という側面も薄い。結果を見込めるタレントがブッキングされている。人というよりも、企画で勝負する番組が多い。ということを考えていると、今夜も眠れなさそうだ。
テレビのツムジ 関西の放送作家がバッサリ!
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
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