真夏の放送局
何よりアレが大事?
いや、暑い。毎日、汗だくの日々だ。こんな日は、放送局にこもるに限る。というのも、スタジオは総じて寒い。録音や収録で使う機材が大量の熱を発するため、冷房が強めに設定されているのだ。人には寒すぎても、何千万円もする「機械さま」が最優先である。
ところが、ロケとなれば一転、灼熱(しゃくねつ)地獄。熱中症対策は万全だが、よく見かけるファン付きベストは使いにくい。ファンの音をマイクが拾い、収録の邪魔になるからだ。そこで最近は、冷却プレート内蔵のインナーなど、音の出ない暑さ対策が重宝されている。また、夏の放送局といえば、8月8日も思い出す。かつて8チャンネルでは、その日に局内のお祭りが開かれ、局員の家族や外注スタッフも参加していた。しかし、経費削減の折、そんなイベントもいつしか自然消滅へ。一方、6チャンネルは高校野球で最も忙しい季節だ。真っ黒に日焼けしたスタッフが局内を行き交う。10チャンネルも同じ。鳥人間コンテスト、局内でいう「鳥」に携わる人たちが一斉に焼けて帰ってくる。機械は涼しく、人は焼ける。それが夏の放送局だ。
テレビのツムジ 関西の放送作家がバッサリ!
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
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