「休みなんていらない」が変わった
休むことで、毎日がもっとうまくいく!
- 2026/9/18
- フロント特集

最近、きちんと休めていますか? 「“休み上手”が人生を豊かにする」をテーマに、幅広く活躍するコットンさんにインタビュー。子どもが生まれ、時間の使い方への意識が変わったというお二人に、仕事、プライベートの時間をどう両立しているのか、「休むこと」の大切さについて話を聞きました。
誰かと比べるのではなく、自分なりのペースを大切に。
忙しいときこそ意識してリセットすることで
仕事も周囲との関係もうまくいく!

コットンさん
【PROFILE】
1984年生まれ広島県出身の西村真二さん(写真左)と、1987年生まれ埼玉県出身のきょんさんによるお笑いコンビ。2012年に結成し、2021年にコンビ名を「コットン」に改名。2022年「キングオブコント」準優勝を果たすなど、舞台、テレビ、ラジオで幅広く活躍中。2人は元アナウンサー・元会社員という異色の経歴を持つ
編集・文/岡田尚子(サンケイリビング新聞社)
撮影/塩谷哲平
-多忙なお二人ですが、どのようにお休みをとっていますか?
西村さん(以下:西) 以前は「仕事を入れられるだけ入れてほしい」「休みなんていらない」と事務所に言っていたくらい。でもお互い家庭を持って、子どもが生まれてから変わりましたね。個人の仕事も増えてきたので、お互いの仕事の裏側で休めるときは休むようにしています。家族の誕生日などは「家族奉仕の日にしよう」と、きょんと共通認識として持っています。
きょんさん(以下:き) うん。「月3回は丸一日休みを取ろう」と決めて、マネジャーにも意識的に休みを調整してもらっています。ただ、その3回は、自分が休むというより、奥さんの休息にしています。「友達と会いたい、飲みに行きたいなら行ってきな。子どもは僕が見てるから」と。僕自身、ベビーシッターのバイトを7年間やっていたこともあって、子どもと遊ぶ時間はむしろ癒やし。体は育児で動いていても、心はリフレッシュできています。奥さんほど毎日家事や育児を担えているわけではないけれど、こういう時間は少しずつ増やしていきたいですね。
-家族や社会での役割を離れて、素の自分に戻れるときはありますか?
西 育児もやりたくてやっていることなので、家族といる時間は素の自分と言えると思います。あとは妻と子どもが毎週実家に帰るので、そのときは芸人仲間と飲みに行ったり。
-周囲に憧れる休み上手な人はいますか?
き 「こういう休み方いいな」と思うのは、オズワルドの畠中。まるでおじいちゃんみたいな生活をしていて…。相方の伊藤がピンの仕事でロケに行っている間に休みが続いても全然動じず、自宅でオクラやナスを育てて、料理を振る舞ってくれたり、穏やかに過ごしているんです(笑)。自分らしいペースを分かっていて、焦らずに過ごせる精神力は見習いたいです。
西 ちなみに僕は芸人には憧れません(笑)。
-頑張りすぎてしまう読者にメッセージを!
西 「風の時代」といわれるように、今は誰かと比べるというより、自分との向き合い方が大切な時代だと思うんです。僕も会社員を経験しているので、働き方も本当にさまざまになったと感じます。他人と比べると「自分はできていないな」「休んでいいのかな?」と落ち込んで、しんどくなりやすい。だから、自分の物差しを誰かに預けないことが大事。自分の味方でいてくれる家族や恋人など、身近な人が笑えているか。そこに焦点を当てるのがいい気がします。
き 僕はキャパオーバーになるとテンパッちゃうタイプ。追い込まれて勢いだけで乗り切ろうとしたら、やっぱりうまくいかない…だから、僕にはリセットする時間が必要ですね。仕事と仕事の間にきちんと休む時間をつくると、「次はこう工夫してみよう」と頭が整理されて、結果的に仕事もうまくいく。あとは、同期など本当に仲のいい人たちと集まって、仕事の話を抜きに、たわいもない話をする時間もすごく大事。リフレッシュできて、また頑張るきっかけになります。毎日全速力で過ごしている人には、少し無理をしてでも、信頼できる仲間との時間をつくることをおすすめしたいです。
西 さも普段からクリエーティブな活動やってます、みたいな(笑)。ちょっとかっこつけてない?










