プロが解説! 知っておきたい土地の法規制③
何十年と暮らす家だから…
インフラや周辺環境を要確認

“先輩住人”に住み心地を聞くのも手

広さや予算が希望に合った土地でも、「環境に難あり」だと住み心地のいい暮らしはかないません。和歌山県宅地建物取引業協会が“後悔しない土地探し”を指南するシリーズ3回目は、土地を購入する前に確認したい「インフラや周辺環境」について、広報啓発委員長の武田雅博さんが解説します。

まずは生活に欠かせないインフラから。「水道や電気、ガス、通信などライフラインの整備状況は必ずチェックを」と武田さん。例えば上下水道なら、敷地前の道路地中に水道管が敷設されているか、水道管の所有者は誰か、敷地内まで給排水が引き込まれているかなどの確認を。「引き込み費用は思いのほか高額。買い主、売り主のどちらが費用を負担するか、土地を扱う不動産業者などに聞いて明確にしましょう」と武田さん。

日々の暮らしで利用したい環境施設が周辺にないと生活の質が下がります。スーパーなどの買い物施設をはじめ、医療機関、公共機関、金融機関など自分の生活に必要と思われる施設の場所を調べましょう。通勤や通学時に使う交通機関や、家の周りの交通量も確認したいものです。

周辺環境を把握するためには、現地を訪れて自分の目で確かめることが大切。平日や週末、朝・昼・晩など、曜日や時間帯により地域の雰囲気が変わることもあります。武田さんは「週末は静かでも、平日は近くの工場からの騒音や振動、配送トラックの出入りが気になるというケースもあります」と話します。「土地の低いエリアなら、天候条件が悪いときに訪れ、冠水の有無を調べてもよさそうです」とも。

長く住む場所だからこそ、近隣トラブルは避けたいもの。「エリア事情に詳しい不動産業者に相談したり、近隣の住人の方に住み心地を直接聞いてみたりするのも有効。『この土地を購入しようと思っています』と声を掛け、住人や街の雰囲気を確認するといいですね」と武田さんは話します。

移り住んでから後悔しても手遅れ。問題は見逃さず、解決策を見つけてから、土地の購入を!

武田雅博さん

武田雅博さん

不動産に関する相談は宅建協会まで

お問い合わせ073(472)4600(午後1時~4時半)

ハウジング

関連キーワード

 

交通安全キャンペーン2026 応募はこちら

交通安全キャンペーン2026 応募はこちら

おすすめ記事

  1. リビング和歌山2026年2月21日号「餅をまけば福も人も呼び込む! 和歌山は餅まきの聖地」
    厄よけ神事、地域のお祭り、開店祝い、周年イベントなど、さまざまな場面で縁起を担いで行われる「餅まき…
  2. ホットに!“和歌山サ活”スポット
     根強く続くサウナブーム、和歌山市内には個性豊かな新施設が増えています。自然豊かな立地を生かしたサ…
  3. リビング和歌山2026年2月7日号「カレーうどんであったまろ!」
     暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続きそう。程よいスパイス、熱さを保持するつゆのとろみ、消化過…
  4. 企業主導型保育事業2026
    企業が設置する保育施設ですが、地域のニーズに合わせて、地域枠として受け入れてくれます。 ご自宅…
  5. リビング和歌山2026年1月31日号「水辺の景観を生かしたまちづくり 食でつながる新拠点「帝国座テラス」」
    和歌山市の東ぶらくり丁、かつての映画館「帝国座」の跡地に、今冬、複合商業施設「帝国座テラス」(同市…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2026/2/12

    2026年2月14日号
  2. 2026/2/5

    2026年2月7日号
  3. 2026/1/29

    2026年1月31日号
  4. 2026/1/22

    2026年1月24日号
  5. 2026/1/15

    2026年1月17日号
一覧

アーカイブ一覧

ページ上部へ戻る