歩き出すのが遅くてもOK たくさんハイハイすると 運動神経とやる気が育つ

歩き出すのが遅くてもOKたくさんハイハイすると運動神経とやる気が育つ

歩き出すのが遅くてもOK たくさんハイハイすると 運動神経とやる気が育つ 「うちの子はまだ歩かなくて…」と心配になることがありますね。でも大丈夫。歩き出すのが遅いほど、運動神経が高くなるかもしれません。のちの運動神経に大きく影響するのが“ハイハイ”です。運動神経だけでなく、きれいな字を書く、上手にピアノを弾く…などという器用さも、ハイハイの経験に影響を受けます。それはハイハイが体幹に関係しているからです。人の体は、中心から発達します。体幹が整う→手足の運動→指先の技巧性と、内側から順番に発達が進むのです。

さらに、ハイハイをするのは、単に運動能力が向上したからではありません。「大好きなお母さんのところに行きたい」「あれは何?触りたい!」という好奇心があるからです。運動能力の向上には好奇心も関係しているのですね。お母さんのところまで行く、初めて見るものに触れる―、そんな小さな心の動きが、子どものやる気をどんどん育てます。

「うちの子、ハイハイはほとんどしなかったんだけど…」というお母さんも大丈夫。ぜひ遊びの中に、ハイハイを取り入れてください。お母さんも一緒にハイハイして競争する、お母さんの足の間をハイハイでくぐり抜けるなど、体をたくさん使って遊びましょう。リズム遊びの中に取り入れるのもよいでしょう。親子で触れ合いながら、跳んだりはねたりすることで体幹が鍛えられるだけではなく、お母さんとの信頼関係をしっかり結び、“自分はできる”というやる気と自信を持った子になるでしょう。

著者むらたますみ
キッズコーチングシニアトレーナー
監修竹内エリカ
幼児教育者、日本キッズコーチング協会理事長

子育て・教育

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