禁断の果実“やらせ” 手を染めた理由とは?

テレビのツムジ

禁断の果実“やらせ”
手を染めた理由とは?

 今どき、こんな“ザ・やらせ”があるとは…。事前に準備した珍種生物を、自然に捕獲したように放送した「クレージージャーニー」(TBS系)のことだ。好きな番組だっただけに、なぜ。悪い薬同様に、分かっちゃいるけど、止められない状態だったのか。やらせは、その本人のモラルに一番の問題がある。だが、テレビ業界の構造にも多少なりとも原因が。少ない予算、限られた時間で、結果(面白いモノ)を撮影しないといけない。要は、プレッシャーが半端ないのだ。一部週刊誌によると、クレージージャーニーの制作トップが、ADにパワハラまがいのことをしていたという。これが真実なら、そういう体質が、番組内に、はびこっていたといえる。そんな圧を感じ、つい一線を越えたといったところだろう。といっても、生物を捕獲せずとも、面白い演出を考えることに知恵を絞るべきだ。こんな“やらせ”で、他のスタッフが否定されるのは、居たたまれない。こうなれば、過去のやらせばかりを集めた「クイズ!やらせはどこだ?」という新番組をしては? 驚くほど、その映像があったりして。

テレビのツムジ 関西の放送作家がバッサリ!
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コーナー

関連キーワード

おすすめ記事

  1. 新型コロナウイルスの感染拡大により、世界中の多くの人が感染への恐怖や経済へ不安を抱えている中、和歌…
  2. 自分の心と仲良くなれる方法を知ってしなやかに新しい時代を生きる 今までにない日々の過ごし方が余…
  3. 花束の形は大きく分けて2種 仕上がりをイメージ、花の特徴を生かして 花束の形は大きく分けて、全ての…
  4. 不要不急の外出自粛が求められる中、学校もお休み、仕事もテレワークと、“巣ごもり生活”を余儀なくされ…
  5. 防犯対策や居場所の確認、連絡手段に必要などの理由から、小学生など子どもにもスマートフォンを持たせる家…

電子新聞 最新号

  1. 2020/5/21

    リビング和歌山5月23日号

    リビング和歌山5月23日号 新型コロナウイルスの感染拡大により、世界中の多くの人が感染への恐怖や経済…
バックナンバー
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

アーカイブ一覧

ページ上部へ戻る