「いつも自分ばっかり!」と
子どもが反発しない
お手伝いの頼み方

 年末年始は大掃除に帰省にと、お母さんは大忙し。子どもにとっても、大掃除や年始の支度は、家事にまつわるさまざまなことを学ぶ大変良い機会です。声をかけて、どんどん手伝ってもらいたいものですね。

ところが、少し頼んだだけなのに「いつも僕ばっかり」と言われてしまった経験があるお母さんは多いのでは? 複数育児あるあるともいえるでしょう。実は、そんな風に子どもに思わせない、とっておきの声の掛け方があります。それは、「〇〇しなさい」という代わりに「手伝ってくれる?」と聞くことです。

「片付けなさい!」というのは命令です。人は、命令には背きたくなる本能を持っています。命令された途端に「この前も私だった」などと、子どもが拒否権を発動するのはそのためです。そうなると「いいからやりなさい!」と、口論に発展してしまいますね。

それよりも、「お母さん今手が離せないので、洗濯物畳んでもらえる?」「ちょっと困ってるんだけど、片付け手伝ってくれない?」。こんな言い方に変えてみましょう。こちらが拍子抜けするほど簡単に「いいよ、分かった」と行動してくれることでしょう。

命令すると不快に感じて反発しますが、お願いすると「お母さんを助けたい」という気持ちが湧き、自主的に動いてくれます。自発的な思いなので「自分ばっかり」と感じることもありません。優しい気持ちを育み、大掃除も進む「手伝って」を活用して、互いに良い気持ちで新年をお迎えくださいね。

著者むらたますみ
キッズコーチングマネジャー
監修竹内エリカ
幼児教育者、日本キッズコーチング協会理事長
HPhttps://momsknack.com/

子育て・教育

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