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二人の子ども
子育てのパートナーは夫

「夫に靴下を履かせているの」と告白した新婚当時のU子。「ラブラブ〜」と冷やかしながらも心の中では「アホか」と。「寝る前にはマッサージ…」に続き、毎日手の込んだ夕食を用意し、熱い物は熱いうちに、冷たい物は冷たくして、午後10時過ぎに帰る夫に出すと話していました。U子は仕事ができる子で、「結婚退職をする」と知って残念でしたが、完璧主義の彼女のこと、プロ主婦を目指すのだろうと納得したのです。

家庭に入ったU子は「家のことは妻の仕事」とがんばり、子どもができてからも夫に子育ての協力を頼むことなく(実家の母親の応援を得て)、家事も、夫の身の回りの世話も、子育ても手を抜かずにしていました。営業職の夫は、休日は夕方近くまで眠るか、接待ゴルフ。U子は息子と2人で遊園地や水族館に出かけ、その結果、アルバムにたまったのは子どもが1人で写る写真ばかり。パパは行かないし、ママは撮影担当、当然です。さらにこの夫、子どもが夜泣きの時期には「泣き声がうるさくて眠れない」と、さっさとホテルへ避難したというのです。「君もしんどかったら実家に帰れば?」と言い残して。

夫の行動に怒ることなく、「泣くと気を使うからホテルで泊まってくれた方がいいし、夫を当てにしてストレスをためるより、母に手伝ってもらうほうがよっぽど効率的」とU子。えーっ、パパがまったく子育てに関わらないままでいいの?子どもの一番かわいい時期に一緒にいなくていいの?子どもにとってのパパの思い出は(お給料運搬人、ATM)?子育ては効率を求めるものではないし、何もしなくてよい夫にしたのはU子のせいです。人は経験がすべて。「したことがない」ことは「できない」のです。自分のことも、子どもの世話も。でも、子育てのパートナーはお母さんではなく夫のはず。

夫には早急に基礎生活力をつけてもらい、子どもの世話へとステップアップを目指しましょう。

名前なりきよ ようこ
プロフィル絵本編集者として勤務後、渡欧。帰国後フリーに。
保育所や小学校で読み聞かせを25年以上続けている。絵本creation(編集プロダクション)代表

子育て・教育

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