プランターで楽しむ家庭菜園【春編】 ポリフェノールなど栄養分がたっぷり 真っ赤なビーツの栽培に挑戦 !

プランターで楽しむ家庭菜園【春編】

ポリフェノールなど栄養分がたっぷり
真っ赤なビーツの栽培に挑戦 !

①春まきと秋まきがあります

 自宅で気軽に始める野菜作り。「プランターで楽しむ家庭菜園」の春編。今回植えるのは、ロシア料理のボルシチに欠かせない材料として知られているビーツです。種まきの時期は春(3月~4月)と、秋(9月)の2回。女性農業者の会「わかやま農業女子ネットワーク」のメンバー、田中艶(なお)さんに教えてもらいます。

②元気な苗を残して間引きます

 ビーツは深く根を張らないので、プランターは標準サイズ(50~60cm)を準備。土は堆肥や肥料を入れて混ぜたものか、市販されている野菜の土を使いましょう。種(写真①)は、10cm間隔に深さ2cmほどの穴を作り、2~3粒ずつまきます。周囲の土を寄せて盛り土し、手の平で軽く押さえてから、水をやります。田中さんは「発芽して少し大きくなるまでは水をたっぷりあげて」と説明。

③株が約6センチになったら収穫を

 本葉が3~4枚ほどに成長したら、間引きをします(写真②)。「種まきのときに開けた穴1つに対し、1苗が育つように、元気な苗を残して間引きます。間引いた苗は、ベビーリーフとしてサラダにするなどして楽しんで」と田中さん。間引いた後は追肥も忘れずに。

 種まきから60~70日たち、株の直径が6cmほどの大きさになったら収穫の合図(写真③)。「株が成長して土から顔を出すと、乾燥で割れることが。そんなときは土をかぶせてあげてくださいね。収穫が遅れると、“す”が入ることもあるので、取り遅れに注意を」とアドバイスします。

 ビーツは、ボルシチ以外にも、おろしやサラダ、ピクルス、煮込み料理、和え物に利用できる他、若い茎葉はおひたしや生で味わうことも。「ポリフェノールなどの栄養分が多く含まれている野菜。スライスして添えるだけで料理の彩りが豊かに。ぜひ栽培に挑戦してみてください」と話しています。

ハウジング

関連キーワード

 

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

おすすめ記事

  1. プレミア和歌山認定品の毬玉アクセサリー、天然石や真鍮のアクセサリーやビーズ・スパンコール刺繍の作品…
  2. リビング和歌山4月20日号「知ってた?有田市に国内最大級のチューブスライダー出現」
     3月23日、有田市初島町に誕生した健康スポーツ公園「BIG SMILE PARK(ビッグ・スマイ…
  3. おさかな、食べていますか? 海に囲まれたニッポンは、種類豊富な水産物に恵まれています。今年度、全国…
  4. リビング和歌山4月6日号「生地卸商から始まり 多角化戦略で進化する 老舗100年企業」
    地域経済をリードする地元企業の魅力に迫る「すごいぞ!和歌山の底力」シリーズ。今回は和歌山市に根付い…
  5. リビング和歌山3月30日号「遊びを通した心の栄養士 おもちゃコンサルタント」
    おもちゃの広場では、全国のおもちゃ美術館に展示されている国内外のおもちゃが並びます 山本記代さん…

電子新聞 最新号

  1. リビング和歌山4月20日号

    2024/4/18

    リビング和歌山4月20日号

    リビング和歌山4月20日号  3月23日、有田市初島町に誕生した健康スポーツ公園「BIG SMILE…
バックナンバー
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2024/4/18

    2024年4月20日号
  2. 2024/4/11

    2024年4月13日号
  3. 2024/4/4

    2024年4月6日号
  4. 2024/3/28

    2024年3月30日号
  5. 2024/3/21

    2024年3月23日号
一覧

アーカイブ一覧

ページ上部へ戻る