口から始まる健康づくりvol.99
繰り返す口内炎
原因は歯並びかも?
- 2026/6/25
- みんなの健康
- 歯医者さんに聞きました!(口から始まる健康づくり)
歯並びや口腔環境を整えて
トラブルを予防しませんか

「気づいたら同じ場所に口内炎ができている」「治ってもまた繰り返す」といった経験はありませんか。口内炎というと、疲れや栄養不足などを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし実は、歯並びや噛(か)み合わせなど、口腔(こうくう)環境が関係しているケースもあります。
口内炎とは、頬の内側や舌、唇などの粘膜に炎症が起きた状態です。原因はさまざまですが、歯科の視点で特に注意したいのが、歯や噛み合わせによる「慢性的な刺激」。歯並びの乱れによって上下の歯がうまく噛み合っていない場合、食事や会話のときに頬や唇の内側を噛みやすくなることがあります。一度傷ができた場所に再び刺激が加わることで、口内炎を繰り返す原因に。また、歯の生える向きや角度によって、歯の一部が舌や頬の粘膜に当たり続けることも。小さな刺激でも、毎日繰り返されることで粘膜に負担がかかり、炎症につながることがあります。
歯並びが重なり合っている部分は、歯ブラシが届きにくく、汚れが残りやすい場所です。磨き残しによって細菌が増えると、口腔内の環境が悪化し、粘膜トラブルが起こりやすくなります。虫歯や歯周病だけでなく、口内炎を防ぐためにも、清潔な状態を保つことが大切です。
また、口呼吸や舌の位置も、口内炎と無関係ではありません。鼻ではなく口で呼吸する習慣があると、口の中が乾燥し、唾液の働きが低下。唾液には、細菌の増殖を抑えたり、粘膜を守ったりする役割があるため、乾燥した状態では炎症が起こりやすくなります。舌は本来、上あごに軽く触れている状態が理想とされています。しかし、舌の位置が低い「低位舌」になると、口が開きやすくなったり、歯並びや噛み合わせに影響を与えたりすることもあります。
こうしたトラブルを防ぐためには、原因に合わせた対策が重要です。歯並びや噛み合わせが原因の場合は、矯正治療によって改善できる場合があります。また、詰め物や被せ物の高さ・形が合っていないことで粘膜に刺激を与えている場合には、歯科医院で調整することで改善が期待できます。口周りの筋肉を鍛え、正しい舌の位置や鼻呼吸を促す「あいうべ体操」などの口腔トレーニングも、口腔環境を整える方法の一つです。
「よく口内炎ができるのは体質だから」と諦めている人も、原因が口の中に隠れている可能性があります。繰り返す口内炎や違和感がある場合は、一度歯科クリニックで歯並びや噛み合わせ、口腔環境を確認してみましょう。
(川崎豪彦)
| 店舗名 | かわさきデンタルクリニック |
|---|---|
| 電話番号 | 073-488-5489 |
| Webサイト | https://www.kawasakidentalclinic.com/ |
| 住所 | 〒640-8451 和歌山市中573-19-403 ふじと台ステーションビル エスタシオン EAST 4階 |
| 営業時間(診療時間) | 9:30~13:00、14:30~19:00 火曜日は9:30~15:00 金曜日・土曜日は18:00まで |
| 定休日(休診日) | 日曜・祝日 |
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