毎日生き生き健康通信vol.45
風邪? コロナ? 実は花粉症!
秋特有のアレルギーを知って

ダニが原因のアレルギー性鼻炎も

「夏の終わりごろから秋になると、咳(せき)やくしゃみ、鼻水が出て困る」という人はいますか。季節の変わり目は一日の気温差が大きくて体調を崩しやすく、免疫力が低下しがち。風邪やコロナ、インフルエンザなどの感染に気を付けたいですね。

この時期に、「鼻水が水っぽい」「目がかゆい」「発熱はないが、不調が長く続く」などの症状なら、花粉症の可能性もあります。「秋に花粉症?」と思われるかもしれませんが、春のスギやヒノキのように、季節によって花粉症の原因となる植物は異なります。

秋に花粉症を起こす草花で代表的なものに、イネ科のオオアワガエリやハルガヤ、カモガヤ、キク科のブタクサ、ヨモギ、アサ科のカナムグラが挙げられます。主に8月から11月ごろに開花して花粉を飛ばしますが、イネ科は5月や6月にも飛散します。田植えや稲刈りの時期に体に不調を感じる人はイネ科アレルギーを疑ってもよいでしょう。

花粉症の原因となる秋の草花は雑草が多く、河川敷や草地、空き地などに生息します。スギのように広い範囲に花粉が飛ばないので、アレルゲン(アレルギーの原因)となる植物の生息地に近づかなければ、ある程度予防できるでしょう。

秋の草花の花粉はスギの花粉よりも粒子が細かいといわれ、肺にまで入り込むと咳が出やすくなり、ぜんそくが悪化することもあるので注意を。また、花粉症以外でも、秋はダニが原因のアレルギー性鼻炎がひどくなる傾向があります。これは夏に繁殖したダニの死骸が空気中に飛び散ることで、口から吸いこみやすくなるからです。

アレルギー対策として、まずはアレルゲンを特定するために、アレルギー検査を受けましょう。検査の結果、季節性の花粉症だと分かれば、薬で症状を抑える「対症療法」が行えます。基本的には症状が出る前に対応した方がいいので、発症する前に薬を使って予防する「初期療法」を、来シーズンから取り入れてもいいでしょう。

検査や治療は、アレルギー性疾患を専門的に診るアレルギー科をはじめ、内科や呼吸器内科、耳鼻咽喉科、眼科などで受けられます。アレルギーの専門医がいる医療機関なら、複数のアレルギー疾患が合併していたり、アレルゲンの確定診断がつかなかったりするときも、生活環境要因を含めた総合的な診断で、一人一人に合った治療方法を提案できます。
(辻本直貴)

秋の花粉症の草花

・カモガヤ(イネ科)
・カモガヤ(イネ科)

・ブタクサ(キク科)
・ブタクサ(キク科)

 

店舗名和歌山駅前つじもと内科・呼吸器内科アレルギー科
電話番号073-476-5676
Webサイトhttps://wakayama-naika.com/
住所〒640-8341 和歌山市黒田95-5
診療時間(月・火・木・金)9:00-13:00 15:00-18:00
※水曜日・土曜日9:00-13:00

みんなの健康

関連キーワード

 

交通安全キャンペーン2026 贈呈式

交通安全キャンペーン2026 贈呈式

おすすめ記事

  1. リビング和歌山2026年8月1日号「ひんやりあま〜い こだわりたっぷりかき氷」
     あつ~い夏の風物詩・かき氷。シロップをかけて味わう昔ながらの定番スタイルから進化を続け、イマドキ…
  2. リビング和歌山2026年7月25日号「 サービスエリア・パーキングエリアで楽しむ ご当地グルメ」
    夏休み、高速道路を利用する人も多いのでは。今回は近畿エリアのリビング新聞編集部の合同企画。5府県の…
  3. リビング和歌山2026年7月18日号「 3D技術で本物そっくり! レプリカをつくる博物館」
     昨年10月に開館した「レプリカをつくる博物館」(紀美野町神野市場)。3D技術を駆使した骨格標本や…
  4. リビング和歌山2026年7月11日号「参加者募集!好評につき第2弾 リビング特別体験イベント 夏休み! 親子で工場見学」
     いよいよ待ちに待った夏休み。昨年好評だった「夏休み! 親子で工場見学」の第2弾を企画しました。今…
  5.  毎月第3週掲載「私たちの視線・始点」の拡大版。「女性狩猟会里山アップサイクル」のメンバーが、日頃…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2026/7/30

    2026年8月1日号
  2. 2026/7/23

    2026年7月25日号
  3. 2026/7/16

    2026年7月18日号
  4. 2026/7/9

    2026年7月11日号
  5. 2026/7/2

    2026年7月4日号
一覧

アーカイブ一覧

ページ上部へ戻る