毎日生き生き健康通信vol.76
サプリメントの取り入れ方
過剰摂取や飲み合わせに注意
- 2026/4/23
- みんなの健康
- 内科の先生に聞きました!(毎日生き生き健康通信)
まずは食事や生活習慣の見直しを

サプリメントを日常的に取り入れている人を見かけます。目的は、免疫力の向上や疲労回復、アンチエイジングなどさまざま。最近はコンビニエンスストアやドラッグストアなどでも販売され、鉄やビタミン、ミネラル、カルシウム、DHA、EPA、乳酸菌、コンドロイチン、コラーゲン、コエンザイムQ10など数多くの種類があります。
サプリメントは〝体に良い〟というイメージがありますが、医薬品ではなく、食品に分類されます。医薬品のように効果や安全性が厳密に確認されているわけではなく、病気を治す効果が認められているものではありません。時には、副作用が起きることもあり、働きを正しく理解して取り入れることが大切です。
例えば、女性で「鉄欠乏性貧血」と診断されている場合の鉄分補給や、妊娠中に不足しがちな葉酸の摂取には、サプリメントを活用することも一つの方法です。一方、男性が鉄剤を摂取すると過剰になり、胃腸障害などの副作用が懸念されます。
サプリメントの過剰な摂取は注意が必要です。ビタミンAは肝機能障害、ビタミンDは高カルシウム血症を引き起こす可能性があり、〝多く摂るほど体に良い〟とは限りません。
さらに、サプリメントは薬との飲み合わせにも注意が求められます。気分の落ち込みやイライラ、不眠などの症状に用いられる「セントジョーンズワート」は、別名「セイヨウオトギリソウ」と呼ばれるハーブの一種で、薬の代謝を促す作用があり、経口避妊薬など一部の薬の効果を弱めることがあります。また、「イチョウ葉エキス」は抗凝固薬と併用すると、その作用が強まって出血リスクが高まることが報告されています。
サプリメントはあくまで栄養補助として活用するもの。まずは、バランスの取れた食事や生活習慣の見直しが大切です。体調に不安がある場合は医薬品による治療を優先し、頼り過ぎないようにしましょう。服用しているサプリメントがあれば、かかりつけ医に伝えて、気になる症状があれば相談を。
(辻本直貴)
| 店舗名 | 和歌山駅前つじもと内科・呼吸器内科アレルギー科 |
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| 住所 | 〒640-8341 和歌山市黒田95-5 |
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