私も夫もアライジョーズ

リビング和歌山9月22日号

 2014年から「主婦休みの日」にお届けしてきた“アライジョーズ”。さまざまなグッズを活用して、夫に家事上手になってもらおうと、これまで「食器洗い」「お風呂掃除」「トイレ掃除」「洗濯物干し」と展開してきましたが、最終章は自分を洗う「体洗い」。皆さん、体の洗い方や道具を意識したことはありますか?

家事を家族みんなで考えよう
リビング新聞では、「365日休みがない主婦がリフレッシュできる日を」と、1月25日、5月25日、9月25日を「主婦休みの日」として日本記念日協会に登録。「主婦」とは、普段から家事を主に担当している人をいい、「主夫」も含みます。
http://r.living.jp/shufuyasumi

 

ボディー洗い用品は2000アイテム
人気はナイロンタオル、手洗い派が急増


「旦那さんや奥さんが“何”で体を洗っているか知っていますか? たまには背中を流し合うのもいいのでは」。アライジョーズ企画でおなじみの家庭用品メーカー「キクロン」(和歌山市森小手穂)開発部の塩田かおりさんは、こう問いかけます。
市場調査会社「インテージ」(東京都千代田区)のSRI(全国小売店パネル調査2017年3月〜18年2月)によると、スーパーやドラッグストアなどで販売されているボディー洗い用品は、タオル、スポンジ、ブラシなど約2000アイテム。そのうち和歌山県の家庭用品メーカーで約7割、キクロン1社で約3割のシェアを占めています。
「当社のモニター調査では、約70%の人がボディータオルを使用していて、ナイロンタイプを使っている割合が高いという結果が出ています(グラフ参照)。一方で、手で洗う人も増えてきています。しかし、肌が弱いなどの理由で『幼いころから手で…』という人は少なく、半数近くが、『ここ1、2年で手で洗うようになった』と回答しています」と塩田さん。
メディアで“手洗いは肌にやさしい”と取り上げられ、それに影響されている人が多いようですが、塩田さんは、「体洗いのポイントは“泡”にある」と断言します。

 

グッズを使ってモコモコ泡を作ろう

お湯につかって肌を温めてから洗う
“手洗い派”もしっかり泡立てること

 「“泡”の話の前に、服を脱いでいざ浴室へ。皆さんはまず何をしますか? 髪の毛や体を洗う前にかけ湯をして、お湯につかってくださいね」と、塩田さんは言います。

肌を温めてから洗う方が汚れが落ちやすく、髪の毛→体→顔(女性の場合は入浴の前にクレンジング)の順に洗うのが望ましいのだとか。さらに体は、心臓から遠い足や手から洗います。

「ボディーソープでも固形石けんでもそれは好みのものを使えばOKですが、①の写真のように泡立ち不十分のソープをそのまま体に塗りたくるのはNG。“原液”を体につけた状態だと、シャワーで流してもすすぎ残りが起こりやすく、湿しんやニキビの原因に。最低でも②の写真くらいまで泡立てて」と塩田さん。

そこで活躍するのが、スポンジやネットなどの泡立てグッズです。「“手洗い派”には、ぜひとも使ってもらいたい」ときっぱり。確かに“手洗い”は肌にやさしく、マッサージをしながら洗えるというメリットがありますが、“泡立ち”という点ではデメリットも。泡タイプのボディーソープも売られていますが、グッズを上手に使うと普通のボディーソープでも少量でモコモコに泡立ちます。

 

ボディータオルは1人1枚
3カ月をめどに取り替えるのが理想

長年、商品開発に携わってきた塩田さんは、「ボディータオルに関しても“泡”は重要。多くの人に支持されているナイロンタオル以外にも、天然繊維やさまざまな泡立ち繊維の製品を作っていますが、使用感に加え、泡立ち・泡切れは開発のテーマ」と説明します。

そして、こう続けます。「石けんが残ったままのタオルは雑菌が繁殖しやすく不衛生。たっぷりの泡で体をきれいにした後は、ボディータオルも清潔に。泡がなくなるまですすぎ、しっかり乾燥させましょう」と。

ただし、洗濯機で洗濯するのは、風合いが変化しやすいため、メーカーとしては推奨していません。「品質、衛生面から3カ月くらいで取り替えるのが理想」とも。

最後に、気になることを聞いてみました。別名“ゴシゴシタオル”とも呼ばれるナイロンタオル。世間的には、肌を傷めるとか、摩擦による色素沈着を心配する声もありますが、実際のところどうなのでしょうか。

「ナイロン以外の素材にもいえることですが、同じ部分を強く長時間こすることは避けてください。ナイロンタオルの発売から半世紀以上、各メーカーは研究を続け、今はとても柔らかいものから、しっかり刺激が強いものまであります。どうしてもナイロンは…、という人はその他の素材のものもたくさんあるので、いろいろ試してみてください。家族で共有するのではなく、1人1枚お気に入りを使って」と教えてくれました。

 

MEN’Sアワスター 超かため
驚きの泡立ち! ボリューム感のあるナイロンにピリッとした硬さの特殊繊維をミックス。その刺激とシャリ感が男性好み、長さもスーパーロング120cm。
アワスター ふつう
驚きの泡立ち! 超極細66ナイロン繊維を使用。少量のボディーソープでたっぷりクリーム泡に。超やわらかめから超かためまで5段階あり。
あわまみれ「ボディタオル泡華(あわばな)」
ふわふわボリューム満点! たっぷり泡立つやわらかな2種類の泡立ち繊維を4重編みに。表から中から、どんどん泡が生まれます。
背中美女
超極細ポリプロピレン繊維を突起状ウエーブに編み込んだボディーケアタオル。ヒモ付きで背中も無理なく洗え、古い角質をとってうぶ毛ケアにも。

 

あわあみ「ボディタオル泡綿(あわめん)」
天然綿で泡立つ繊維を包んで4重編み。肌あたりは綿100%。泡と綿でやさしく洗い、両端に指を引っかけて背中洗いもらくらく。肌触りしっかりタイプもあり。
真珠タオル
天然綿100%の繊維に真珠エキスを詰め込んだ肌にやさしいタオル。蛍光剤、防縮剤など有害物質は含まれていません。

 

あわもっちー ボディースポンジ
水を含むと膨らむ不思議な感触のスポンジ。肌触りは超やわらかで、しっとり吸い付く使用感。泡立て用にも体洗い用にも。
濃密泡立てネット
クリームのようにやわらかい濃密な泡が作れますが、ネットを直接肌に使わないで。吊り下げヒモ付きで、洗顔にも重宝します。
泡ボール
ボディーソープ、石けんのどちらでも使用でき、濃厚な生クリームのような泡が生まれます。

 

軽石ブラシ付き
かかと・ひじ・ひざの角質ケアに便利な軽石。爪先のケアもできる便利なブラシ付き。
ボディーブラシ
届きにくい背中や肩甲骨まわりをやさしくブラッシング。すすぎ・水切れが簡単。
あかすりグローブ
濡れると縮むレーヨン糸の特性を生かして、アカをこすり落とします。使用は週に1度程度で。

 

※すべてオープン価格。商品についての問い合わせは

問い合せ キクロンお客さま相談室
電話 0120(72)5670

 

キクロンのボディータオルを10人にプレゼント

累計販売2800万枚を突破したキクロンのアワスター「やわからめ」と「ふつう」にスポンジタワシ「キクロンA」をセットにしてプレゼントします
はがきに〒住所、氏名、年齢、電話番号、記事の感想・意見を記入して、〒640-8557(住所不要)和歌山リビング新聞社 「アライジョーズ」係までメールは件名に「アライジョーズ」と記入してliving@waila.or.jpまで。10月1日(月)必着。当選発表は、商品の発送をもって代えます

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