夏を彩るインテリアコーディネート アロマで心地よい空間づくり 梅雨の部屋干しや除虫にも使える
- 2017/6/15
- ハウジング
日々の生活の中にうまく取り入れて
ホテルや店、病院など、アロマの香りで空間を作り、インテリアの一部として活用するケースが増えています。自宅でもリビングや寝室など、空間に合った香りで心地よく暮らしたいですよね。
そこで、梅雨時期のジメジメ感や夏の蒸し暑さをアロマで解消!これからの季節におすすめの空間別、精油の種類や取り入れ方を紹介します。教えてくれるのは、「アロマセリノ」(和歌山市和歌浦東)代表の坂下好美さんです。
まずは、キッチン・ダイニング。坂下さんは「食べ物を扱う空間は、レモンやグレープフルーツなど、かんきつ系がおすすめ。消臭作用で魚や肉を焼いた後の臭いもが和らぎます」と説明します。
リビングはラベンダーやレモングラス、ゼラニウムといったリラックス系、寝室はネロリ、マジョラム、マンダリンなど、心地よい眠りで一日の疲れが取れるような香りを。「自分の好きな香りを混ぜるとオリジナルの香りを楽しめることもできます」とアドバイス。アロマランプやデュフューザーを利用すれば、部屋に香りが拡散されます。
また、部屋干しの洗濯物には、スプレー容器に無水エタノールと精油数滴を入れ、洗濯物に吹きかけると消臭効果あり。ゴキブリは、空きビンなどに、保冷剤に使われているジェル状の成分とクローブやローズマリーの精油を5滴ほど入れ、部屋の隅に置くと除虫力を発揮します。
坂下さんは「さまざまな使い方ができるアロマ。日々の生活の中に取り入れてみては」と話しています。