口から始まる健康づくりvol.96
インプラントを長持ちさせるには?
治療後のメンテナンスと生活習慣

日々のセルフケアと定期検診が
インプラントを守る大切なポイント

 近年、歯を失った際の治療法としてインプラントを選択する人が増えています。自然な見た目やしっかり噛(か)める機能性が魅力。その一方で、診察時に「インプラントを、長く良い状態で使うにはどうしたらいいでしょうか」といった相談を受けることも少なくありません。

インプラントは、顎の骨に人工の歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。骨と結合することで安定した噛み心地を得られますが、治療が終わった後のケアや生活習慣によって、その状態が長く保たれるかどうかが変わってきます。インプラントは「治療が終わればそれで安心」というものではなく、その後のメンテナンスがとても重要です。

インプラント自体は虫歯になることはありませんが、周囲の歯茎や骨に炎症が起こる「インプラント周囲炎」というトラブルが起こることがあります。これは歯周病と似た状態で、初期には自覚症状がほとんどないまま進行してしまうことも。そのため、歯科医院で定期的にチェックし、クリーニングをすることがとても大切になります。

また、毎日のセルフケアも重要。インプラントの周囲には汚れがたまりやすく、歯ブラシだけでは十分にきれいにできない場合も。デンタルフロスや歯間ブラシなどを使い、人工歯と歯茎の境目まで丁寧に掃除をすることで、口の中を清潔に保つことができます。

さらに見落とされがちなのが「噛み合わせ」です。インプラントは天然歯に比べて噛む力を感じ取る感覚が弱いという特徴があります。歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合には、ナイトガードなどを使った対策が必要になることもあります。

喫煙や慢性的な睡眠不足、ストレスなどの生活習慣も歯茎の血流や免疫機能に影響し、炎症が起こりやすくなる原因になります。口の中だけでなく、全身の健康を意識することもインプラントを長持ちさせるための大切なポイントです。

インプラントは、適切なケアとメンテナンスを続けることで長く快適に使うことができる治療法です。治療後も定期的な検診を受けながら、ご自身に合ったセルフケアを継続していきましょう。気になることがあれば早めに歯科医院へ相談することが、将来の安心につながります。
(川崎豪彦)

インプラントを長持ちさせるためのポイント

・歯科医院でのメンテナンスを継続する
・歯ブラシだけでなくフロスや歯間ブラシを使う
・噛み合わせの状態を定期的に確認する
・歯ぎしりや食いしばりへの対策を行う
・喫煙や生活習慣にも気を配る

店舗名かわさきデンタルクリニック
電話番号073-488-5489
Webサイトhttps://www.kawasakidentalclinic.com/
住所〒640-8451 和歌山市中573-19-403
ふじと台ステーションビル エスタシオン EAST 4階
営業時間(診療時間)9:30~13:00、14:30~19:00
火曜日は9:30~15:00
金曜日・土曜日は18:00まで
定休日(休診日)
日曜・祝日

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