「寺山古墳群」を地域資源に

小倉地区活性化委員・執行役員のメンバーたち
2024年、和歌山県立和歌山高等学校(和歌山市新庄)が、中学生の頃をコロナ禍で過ごした生徒に多くの経験を積んでもらおうと、「小倉地区活性化委員会」を発足。現在は生徒主体で、ゴミ拾いや祭りへの参加など、地域を盛り上げる活動を行っています。
昨年秋から、同委員会が学校の裏山にある「寺山古墳群」を地域資源に生かそうと、新たに〝古墳プロジェクト〟に挑戦中。約20基の古墳が点在しますが、竹林や雑草に覆われて立ち入りにくい状態の古墳群までの道を学校周辺から整備し始め、訪れやすい環境づくりを進めています。
古墳までの道は半径約500メートルに及び、複数の地権者の土地が含まれています。生徒たちは先生とともに整備に向けて地権者を訪問。名刺を手にあいさつし、高齢者にも見やすい大きな文字の資料を用意するなど工夫を凝らしました。地域の人との交流も生まれ、昔の話に触れる機会にもなっています。

整備前(左)と整備後(右)
これまでの活動が評価され、同委員会は2月15日に「和歌山市よい青少年の褒章」を受賞。活動は後輩へ引き継がれ、現在は執行役員6人を中心に、多くの生徒が関わっています。
今後の取り組みとして、「寺山古墳群まで歩けるよう整備し、次の代へつなげたい。整備後は竹のアートを飾ったり、花を植えたりして、地域の人が気軽に訪れられる場所にしたいです」とメンバーは話します。
また、同校が4月7日(火)まで毎年春の恒例行事「チューリップフェスタ」を開催。期間中は、校庭に咲く約1万5000本のチューリップを自由に鑑賞できます。
4月4日(土)午前9時から行われる「イベントデイ」で、午前11時~午後2時に整備した道を含む約1㌔の散策コースを委員会メンバーが案内。竹が陽光に照らされて輝く風景も見どころの一つ。模擬店は10時~午後2時、ステージも予定されています(下記参照)。

地権者を訪問。地域の人の昔の話に触れるなど、交流も生まれています

「チューリップフェスタ」の様子
問い合わせ
| 同校 | 073(477)3933 |
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