ことばで広がる絵本の世界
「りんご畑の九月」
- 2026/9/4
- 子育て・教育
- ことばで広がる絵本の世界
くろうして育てたのにな

子どもたちが夏休みに手伝って育てたりんごが実って、収穫を待っている頃、近くのりんご畑が荒らされます。「くろうして育てたのにな」ということばには、悔しさや悲しさがつまっています。
畑を守ろうと、りんごどろぼうを兄弟で追い払った時、夜空には天の川が広がっていました。美しい自然を目の当たりにして、「人間てさ、そんなに、信じられないものかな」と言うお兄ちゃんのつぶやきは、人間の良心を信じたいという祈りにも思えます。

和歌山県立図書館
主任司書・藤田達子
| 絵本 | りんご畑の九月 後藤竜二/文、長谷川知子/絵 (新日本出版社) |
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