はじめまして!「女性狩猟会・里山アップサイクル」の代表、そして自然体験養育アドバイザーの溝部名緒子です。里山アップサイクルは、2025年10月に一般社団法人として設立。メンバーは女性狩猟者を中心に、性別も年齢もさまざま。得意分野を生かして活動しています。
「狩猟」と聞くと、少し距離を感じる人もいるかもしれません。でも、野生の生き物は私たちの暮らしのすぐそばにいます。今月から始まる「私たちの視線と始点」は、活動を通した自然や生き物との関わりを、身近な視点でお届けします。
まずは、少し私の話をします。私は子どもの頃から生き物が大好き。小学校時代は飼育委員長をしていました。出産後、家庭菜園の畑でよちよち歩きしながら、好奇心いっぱいの息子の姿に、忘れかけていた自分の子ども時代を思い出しました。
以来、子どもと散歩するときは、自分が体験しながら学んだ生き物の習性や自然について話をするのが日課に。その時間が、今の私の原点となっています。
生き物の習性を知ることは環境保全にもつながります。里山アップサイクルは、暮らしの中の小さな発見や楽しさを伝えることも目的の一つとしています。
例えば、竹林を光や風が通るように整備します。地面にほどよい明るさと湿り気が生まれ、ミミズなどの生き物が増えて、土もふかふかに。竹林が「気持ちいいな」と思える空間に変化します。海岸の清掃では、漂流物などを拾いながら、「もしかしたらマッコウクジラから採られる高級な天然香料が見つかるかも」といった話を織り交ぜます。
今の時代だからこそ、実際に、見て・触って・感じて・考えることは、新たな視点が生まれるきっかけにもなります。こんな風に自然や生き物の話、活動の中のひとこまを皆さんと共有したいと思います。掲載は基本第3週目。よろしくお願いします。
(里山アップサイクル代表・溝部名緒子)

磯場に現れる水たまりで生き物を観察する溝部さん
| 著者 | 女性狩猟会・里山アップサイクル代表溝部 名緒子さん |
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| プロフィール | 全狩猟免許を取得。サバイバル体験施設「ハンターズイン」のガイドを務める他、さまざまな体験活動を展開中 |

女性狩猟会・里山アップサイクル代表







