大ヒットドラマ
キーワードは考察?
ついに始まるTBSドラマ「VIVANT(ビバン)」の続編。前作が社会現象となっただけに、今作も放送前から注目だ。そんな作品も含めて、最近の大ヒットしたドラマのキーワードが「考察」。放送終了後に、なぜあの人物はあの表情をしたのか。あの小道具に意味はあるのか。タイトルに隠された暗号は何か。視聴者は見終わった瞬間、検索し、語り、もう一度見返す傾向にある。
実はこれ、テレビにとって意外な追い風だ。考察ドラマは早く見ないと情報がSNSに出る。なので、配信よりオンタイムの視聴率が高い傾向に。しかもSNSで、視聴者が勝手に伏線整理や人物相関図を作ってくれたりもする。そう、無料の宣伝までしてくれるのだ。だが、作り手は大変。せりふ、背景の置物、役者の視線まで意味を読まれる。説明しすぎても怒られ、しなさすぎても考察されることに。脚本家泣かせの時代だ。とここで、ふと気づいた。先日終わったW杯に似ていると。プレーを見て、誰もが監督になり、審判になる。視聴者はもう客席に座っているだけでない。物語のピッチに、半分足を踏み入れているのだ。
テレビのツムジ 関西の放送作家がバッサリ!
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
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