知っておきたいイマドキの住宅キーワード⑦
電気代を気にせず快適に「家庭用蓄電池」

知っておきたいイマドキの住宅キーワード。

今回は、地震や豪雨被害が全国で相次ぐ中、災害時の非常用電源として、また近年、太陽光発電の普及により自然エネルギーを利用したエコ住宅が増え、電気をつくり出す「創エネ」という考えが浸透し、注目が高まっている「家庭用蓄電池」について。太陽光発電と蓄電池を専門に扱う販売・施工業者「和歌山エコライフ」(和歌山市南材木丁)の代表取締役・迫間宏さんに話を聞きました。

 「蓄電池の詳細を説明する前に、皆さん、想像以上に電力に頼った生活をしていることを念頭に置いておいてください」と迫間さん。私たちの生活で電化製品は必需品ですが、Iot(モノのインターネット)化が進み、外出先からスマートフォンで家の管理、コントロールができるようになり、さらにはAI(人工知能)で生活パターンを予測して、今や家電が勝手にオン・オフする時代。「その生命線は電気。生活に最低限必要な電力をバックアップしておくと安心して暮らせますよね。“買って”ストックするのか、“発電”して蓄えるのか。それが太陽光発電と蓄電池の関係性です」と言います。

 迫間さんによると、生活スタイルにより異なりますが、夫婦共働きの4人家族で使用する電力量は1日平均約15kw時。このうち昼間に消費するのは5kw時。「太陽光発電で6kw時を発電できると、日中の電力は発電分でまかなえ、夜間に使う10kw時も蓄えられて、停電が続いたとしても、“自給自足”で不自由なく暮らせます。曇りや雨だと発電量は減りますが、ゼロにはなりませんし、停電時は電力を極力節約する意識が働きますので、大丈夫です」とのこと。また、発電・蓄電というサイクルは日常的に行われるため、「夏も冬も電気代を気にせずエアコンが使えます。ただし、そのためには、高性能住宅であることも条件ですが」とも。

発電・蓄電が見て、体感できる和歌山エコライフのショールーム

 「太陽光発電+蓄電池」の導入は、建築費に上乗せになりますが、「発電で余った電気を売る制度を利用して、年間の電気代で計算すると15年くらいで回収できます。補助金制度も上手に活用して、快適に暮らすための初期投資と考えて」とアドバイスしてくれました。

暮らそら

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