緑と共生するまちを次世代へ
銀行の屋上で緑化活動を実施
行員とガールスカウトが共に取り組む

活動を通して世代を超えた地域交流も

168袋を並べ終えて笑顔がこぼれる、行員とガールスカウト団員

168袋を並べ終えて笑顔がこぼれる、行員とガールスカウト団員

 三井住友銀行和歌山支店(和歌山市六番丁)が、昨年12月に環境保全の一環で、支店の屋上で常緑キリンソウを設置。ガールスカウト和歌山県第6団も参加し、約40人が緑化活動に励みました。

この活動は、ガーデンライフスタイルメーカーの「タカショー」(海南市南赤坂)が提案する、屋上緑化を推進するSDGsプロジェクトに、同行が賛同して実現。当日は「タカショー」の常勤監査役・井上雅也さんが常緑植物の特徴や作業行程を説明し、参加者は専用培土が入った50㌢角の袋に苗を6本ずつ植え、その袋を屋上に並べました。

暑さ・寒さ・多湿に強く、約30cmの背丈に成長する常緑キリンソウ。袋方式で育て、土壌流失や雑草の侵入を防ぎます

建物の屋上で植物を栽培する屋上緑化は、環境改善を図る取り組みの一つとして、都市部のオフィスビルや商業施設などで普及が進んでいます。「植物が夏の太陽熱を和らげ、建物にこもる熱を低減。ヒートアイランド現象の緩和や省エネ効果、二酸化炭素の削減が期待されます」と、井上さんはそのメリットを話します。作業終了後、井上さんの地球温暖化講座や、行員による金融リテラシー講座も行われ、子どもたちは積極的に発言するなど楽しみながら学ぶ様子が見られました。

同行和歌山法人営業部長の澤山健司さんは、「地域の方々や企業、金融機関が一緒になって、環境や経済に関わる社会課題に取り組める活動を、今後も提供していけたら」とコメント。ガールスカウトの団委員長・東昌代さんは、「今日の活動や交流の経験を通し、子どもたちが自ら問題を見つけて解決する力を身に付けてくれたらうれしいです」と、話していました。

手際よく作業する参加者たち


コーナー

関連キーワード

 

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

おすすめ記事

  1. リビング和歌山2025年6月21日号「今さら聞けない 給与明細のミカタ!」
     給与明細を毎月しっかり確認していますか? 給与明細には多くの情報が詰まっていて、ポイントを押さえ…
  2. リビング和歌山2025年6月14日号「 和歌山市の魅力を伝える広告が新大阪駅に 市の職員が制作! 彼女の名は?」
     関西の玄関口となるJR新大阪駅の新幹線改札内で、和歌山市のPR広告が放映されています。広告画像の…
  3. リビング和歌山2025年6月7日号「 甘~い誘惑! ドーナツ店巡り」
     6月第1金曜日の「ドーナツの日」に合わせて今号はドーナツ特集。定番のシンプルドーナツ、クリームが…
  4. リビング和歌山2025年5月31日号「いざというとき、自分の身を守る “護身術”を学ぼう」
     夏は夜の外出やイベントが増える時期。不審者や痴漢、通り魔など犯罪も起こりやすくなります。いざとい…
  5. リビング和歌山2025年5月24日号「価格高騰!令和米騒動 今こそ考えたい、食と農の未来」
     政府が備蓄米を放出したものの、市場への影響は限定的で、米の高騰が続いています。こうした状況だから…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2025/6/19

    2025年6月21日号
  2. 2025/6/12

    2025年6月14日号
  3. 2025/6/5

    2025年6月7日号
  4. 2025/5/29

    2025年5月31日号
  5. 2025/5/22

    2025年5月24日号
一覧

アーカイブ一覧

ページ上部へ戻る